ンゴロンゴロコーヒーとは【タンザニア産の特徴・味・おすすめの豆3選】

タンザニア・ンゴロンゴロ高地のスペシャルティコーヒー農園 知識

「ンゴロンゴロコーヒーって、どんな味?」 「キリマンジャロと何が違うの?」

こういった疑問にお答えする記事です。

📖 同じくアフリカ産とは異なる産地コーヒーに興味がある方は、ペルーコーヒーの特徴完全ガイド|味わい・産地・おすすめの飲み方を徹底解説もあわせてどうぞ。

この記事でわかることは下記のとおりです。

  • ンゴロンゴロがスペシャルティコーヒーとして注目される理由
  • パカマラ種・ケント種の具体的な味わいと風味
  • グレード・農園による品質の違い
  • おすすめの淹れ方と購入できるコーヒー豆3選

結論、タンザニア産のンゴロンゴロコーヒーは、透明感のある果実味と繊細な酸味を持つ、東アフリカ屈指の希少産地です。

実際に飲んでみて「これまでのタンザニアのイメージが完全に覆された」と感じるほど、個性的な味わいでした。

スペシャルティコーヒーに興味がある方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

  1. 【まず】ンゴロンゴロコーヒーが注目される3つの理由
    1. タンザニア最大の自然保護区が育む希少な産地
    2. スペシャルティコーヒーとしての品質が急上昇している
    3. 「キリマンジャロ」ブランドとは異なる個性がある
  2. タンザニア産コーヒーの特徴と味わい【ンゴロンゴロ実飲レビューあり】
    1. 従来のタンザニアコーヒーのイメージを覆す透明感
    2. パカマラ種の味わい【ブラッドオレンジと桃のジューシーな余韻】
    3. ケント種の味わい【ルイボスティーのような華やかな後味】
    4. エチオピア・ケニア・ルワンダとの味わい比較
  3. ンゴロンゴロコーヒーのグレードと品種を知ろう
    1. ンゴロンゴロAAのグレードとは
    2. ンゴロンゴロピーベリーの特徴と味わい
    3. ニティン農園・コンベントエステートなど主要農園の違い
  4. タンザニアコーヒーのおすすめの淹れ方
    1. ドリップでの美味しい淹れ方【浅煎り・中煎り別】
    2. 水出しコーヒーでの楽しみ方
    3. 焙煎度による味わいの変化【シティ〜フレンチ】
  5. ンゴロンゴロコーヒー豆おすすめ3選【購入ガイド】
    1. DRIP TRIPンゴロンゴロAAニティン農園ドリップバッグ【手軽に試したい人向け】
    2. DRIP TRIPンゴロンゴロAA受注焙煎コーヒー豆【本格派向け】
    3. 大山珈琲キリマンジャロンゴロンゴロAA【自家焙煎派向け】
  6. タンザニア産コーヒーの生豆について【自家焙煎派向け】
    1. ンゴロンゴロ生豆の選び方とハンドピックのコツ
    2. ホームロースターでの焙煎手順と味の変化
  7. よくある質問
    1. Q1:ンゴロンゴロコーヒーとキリマンジャロの違いは何ですか?
    2. Q2:ンゴロンゴロコーヒーはどこで購入できますか?
    3. Q3:「ンゴロンゴロコーヒーロッジ」とは何ですか?閉店したのですか?
  8. まとめ【タンザニア・ンゴロンゴロコーヒーはスペシャルティの新定番】

【まず】ンゴロンゴロコーヒーが注目される3つの理由

ンゴロンゴロコーヒーが注目される3つの理由の図解
ンゴロンゴロコーヒーが注目される3つの理由の図解

タンザニア最大の自然保護区が育む希少な産地

タンザニア・ンゴロンゴロのコーヒー産地マップ
タンザニア・ンゴロンゴロのコーヒー産地マップ

結論、ンゴロンゴロはタンザニア北部に位置するユネスコ世界遺産の自然保護区です。

その中心にある「ンゴロンゴロ・クレーター」は、世界最大級の火山性カルデラとして知られています。

コーヒー栽培に適した環境は下記のとおりです。

  • 標高1,650〜1,800mの高地
  • 土壌:火山性の栄養豊富な土壌
  • 気候:寒暖差が大きく、乾燥と雨季が明確
  • 環境:自然保護区に隣接する地域のため農薬使用が厳しく管理されている

標高が高いほど、コーヒーチェリーはゆっくり成熟します。

結果として、糖度と酸味のバランスが取れた高品質なコーヒー豆が生まれます。

参考:ユネスコ世界遺産 ンゴロンゴロ保護区


スペシャルティコーヒーとしての品質が急上昇している

結論、ンゴロンゴロのコーヒーはここ数年でスペシャルティコーヒーとして世界的に評価が高まっています。

背景にあるのは、精製技術の向上と農園管理の近代化です。

具体的には下記の変化が起きています。

  • ウォッシュド精製によるきれいな味わいの実現
  • 収穫後の乾燥工程の品質管理が徹底されてきた
  • 堀口珈琲など日本の有力ロースターも注目し始めている
  • COE(カップ・オブ・エクセレンス)への出品も増加傾向

以前は「単調で個性に欠ける」と言われたタンザニア産コーヒーが、今ではエチオピアやケニアと並ぶ東アフリカの注目産地になりつつあります。


「キリマンジャロ」ブランドとは異なる個性がある

結論、ンゴロンゴロコーヒーと「キリマンジャロ」は、同じタンザニア産でも別物と考えた方がいいです。

違いを整理すると下記のとおりです。

比較項目キリマンジャロンゴロンゴロ
産地エリア北部・キリマンジャロ山周辺北部・ンゴロンゴロ保護区周辺
ブランドの性格大量流通・知名度重視希少・スペシャルティ特化
味わいの傾向マイルドで飲みやすい果実味・個性が際立つ
品質管理産地全体でばらつきあり農園単位での管理が徹底

「キリマンジャロ」はタンザニア産コーヒーの商標的なブランド名として使われることが多く、産地の均質性より知名度が先行しています。

一方、ンゴロンゴロは農園(エステート)単位での個性と品質にこだわったシングルオリジンとして流通しています。

スペシャルティコーヒーとして楽しむなら、ンゴロンゴロの方が圧倒的に面白いです。


タンザニア産コーヒーの特徴と味わい【ンゴロンゴロ実飲レビューあり】

タンザニア産コーヒーの特徴と味わい
タンザニア産コーヒーの特徴と味わい

従来のタンザニアコーヒーのイメージを覆す透明感

タンザニア産コーヒーのイメージを覆す透明感
タンザニア産コーヒーのイメージを覆す透明感

結論、現在のンゴロンゴロコーヒーは「単調で線が細い」という従来のタンザニアのイメージとは全くの別物です。

スペシャルティコーヒーの第一人者として知られる川野優馬さん(参考動画)も、実際に飲んで下記のように述べています。

「これまでのタンザニアに対して持っていたイメージが完全に覆された。透明感があり、個性が際立っている」

個人的にも川野さんからコーヒー豆を購入し続けていますが、その味わいへの解像度と言語化の正確さは信頼しています。

かつてのタンザニア産コーヒーは下記のような印象が一般的でした。

  • シンプルで単調
  • ケニアやエチオピアほどの際立った個性がない
  • 「キリマンジャロ」として一括りにされがち

ところが現在のスペシャルティコーヒーとしてのンゴロンゴロは、ベリー・オレンジ・桃といった豊かな果実味と、きれいな透明感を両立しています。

品質管理と精製技術の向上が、この変化をもたらしました。


パカマラ種の味わい【ブラッドオレンジと桃のジューシーな余韻】

パカマラ種とケント種の味わい
パカマラ種とケント種の味わい

結論、パカマラ種はンゴロンゴロの中でも特に華やかで複雑な味わいを持つ品種です。

川野さんの実飲レビューをもとに、味わいの特徴を整理すると下記のとおりです。

項目特徴
香り飲む前から鼻に抜ける強い華やかさ
風味ブラッドオレンジのような濃く鮮やかな柑橘感
甘み火を通したリンゴのような温かみのある甘さ
質感舌の上でトロッとした密度のある口当たり
余韻桃の果肉を思わせるジューシーで長い後味

パカマラはもともとパカスとマラゴジペを掛け合わせた大粒品種で、濃縮された果実のニュアンスが出やすいのが特徴です。

ンゴロンゴロの高標高・火山性土壌との組み合わせが、この密度の高い味わいを生み出しています。


ケント種の味わい【ルイボスティーのような華やかな後味】

結論、ケント種はパカマラとは異なる、繊細で余韻に個性が光る品種です。

味わいの特徴は下記のとおりです。

項目特徴
風味優しいオレンジ・リンゴの果実味
印象パカマラより穏やかで飲みやすい
余韻ルイボスティーのような独特の華やかな香り
全体像飲み始めは穏やかだが、後半にかけて個性が際立つ

ケント種はインド原産の古い品種で、タンザニアでは歴史的に栽培されてきました。

フローラルで緑茶や紅茶とも異なるルイボスティーのような後味は、他の産地では感じにくい独自のおいしさです。

川野さんは「余韻にかけての華やかさが非常に心地よい」と評しており、この点がケント種の最大の魅力と言えます。


エチオピア・ケニア・ルワンダとの味わい比較

エチオピア・ケニア・ルワンダの味わい比較
エチオピア・ケニア・ルワンダの味わい比較

結論、ンゴロンゴロは東アフリカの主要産地の中で「繊細さと果実の個性を両立する産地」という独自のポジションを確立しつつあります。

川野さんの解説をもとにした比較は下記のとおりです。

産地味わいの傾向
エチオピアレモンティーのような紅茶感・フローラル
ケニアジューシーで力強い果実感・高い酸味
ルワンダミカンや紅茶のような柔らかい甘み
タンザニア(ンゴロンゴロ)繊細さとしっかりした果実の個性を両立

エチオピアの華やかさ、ケニアの力強さ、どちらとも異なります。

「繊細だけど個性がある」という味わいは、スペシャルティコーヒーを飲み慣れた方ほど面白く感じるはずです。

ンゴロンゴロコーヒーのグレードと品種を知ろう


ンゴロンゴロAAのグレードとは

結論、タンザニアのコーヒー豆はコーヒー豆のスクリーンサイズ(粒の大きさ)と欠点豆の混入率によってグレードが決まります。

タンザニアコーヒーの正式なグレードは下記のとおりです。

グレードスクリーンサイズ特徴
AAA18以上最高品質。流通量が極めて少ない
AA17〜18高品質。スペシャルティの基準を満たす
A15〜16標準品質。バランスが取れている
B14〜15一般流通品
PB(ピーベリー)特殊形状別枠で評価される希少品
C、E、F、AF他14以下主に業務用・ブレンド用途

参考:Perfect Daily Grind – Tanzania Coffee Grading

ンゴロンゴロAAはスクリーンサイズ17〜18の高品質豆です。

スペシャルティコーヒーとして流通するのに十分な品質水準であり、透明感のある味わいと果実味が楽しめます。

予算に余裕があればAAAを選ぶ価値は十分あります。ただし流通量が少ないため、見かけたら迷わず購入するのがおすすめです。


ンゴロンゴロピーベリーの特徴と味わい

結論、ピーベリー(PB)は通常2粒に分かれて育つコーヒー豆が、1粒のまま丸く育った希少な形状です。

タンザニア産のピーベリーは世界的に評価が高く、ンゴロンゴロのピーベリーも同様です。

特徴を整理すると下記のとおりです。

  • 生産量:全収穫量の約5〜10%程度の希少品
  • 形状:丸みを帯びた小粒で、焙煎時に均一に火が通りやすい
  • 味わい:通常のAAと比べて風味が濃縮されたような印象
  • 酸味:柑橘系の酸味がよりクリアに感じられる傾向
  • コク:軽めだが、果実のおいしさが際立つ

ピーベリーはAAとは別枠でグレーディングされるため、スクリーンサイズの基準は適用されません。

ンゴロンゴロのピーベリーを見かけたら、AAと飲み比べてみると産地の個性がより深く理解できます。


ニティン農園・コンベントエステートなど主要農園の違い

結論、ンゴロンゴロコーヒーの品質は農園(エステート)ごとに大きく異なります。

主要な農園の特徴は下記のとおりです。

農園名特徴
ニティン農園安定した品質管理で知られる。日本でも入手しやすい
コンベントエステート修道院が管理する農園。繊細でクリーンな味わい
アカシアヒルズ農園パカマラ・ケント種を栽培。川野優馬さんも注目する農園
コンゴニ農園ブルボン種を中心に栽培。甘みとコクのバランスが良い
ブラックバーン農園歴史ある農園。東アフリカらしい力強い風味

同じンゴロンゴロAAでも、農園によって味わいの方向性は全く異なります。

購入時は農園名まで確認することで、より自分好みのコーヒーを選びやすくなります。

📖 アフリカ産以外の産地コーヒーとも比較したい方は、ペルーコーヒーの特徴完全ガイド|味わい・産地・おすすめの飲み方を徹底解説もあわせてどうぞ。

タンザニアコーヒーのおすすめの淹れ方


ドリップでの美味しい淹れ方【浅煎り・中煎り別】

結論、ンゴロンゴロコーヒーはハンドドリップで淹れるのが最もおすすめです。

果実味と透明感を最大限に引き出せる抽出方法だからです。

📖 ドリップの基本を見直したい方は、コーヒー一人分は何グラム?【100回以上淹れてわかった最適な量】もあわせてどうぞ。

浅煎りの場合

項目推奨値
湯温90〜93℃
豆の量15g(240ml)
蒸らし時間30〜45秒
総抽出時間2分30秒〜3分

浅煎りはンゴロンゴロの柑橘系の香りとフローラルな酸味が際立ちます。湯温を高めに設定することで、繊細な風味をしっかり引き出せます。

中煎りの場合

項目推奨値
湯温86〜89℃
豆の量15g(240ml)
蒸らし時間30秒
総抽出時間2分〜2分30秒

中煎りは甘みとコクのバランスが取れた味わいになります。酸味が苦手な方にはこちらがおすすめです。

どちらの焙煎度でも、細挽き〜中挽きの間で調整すると抽出しやすいです。


水出しコーヒーでの楽しみ方

結論、ンゴロンゴロコーヒーは水出し(コールドブリュー)でも非常においしく楽しめます。

低温でゆっくり抽出することで、苦味が抑えられ、果実感と甘みがより際立つからです。

水出しの基本的な作り方は下記のとおりです。

  • 豆の量:水1Lに対して80〜100g
  • 挽き目:粗挽き
  • 抽出時間:冷蔵庫で8〜12時間
  • 保存期間:作成後2〜3日以内に飲み切る

ンゴロンゴロの水出しは、桃やオレンジを思わせるジューシーな甘みが冷たい状態でもしっかり感じられます。

夏場や暑い時期に特におすすめの飲み方です。


焙煎度による味わいの変化【シティ〜フレンチ】

結論、ンゴロンゴロコーヒーはシティロースト〜フルシティローストが最も個性を楽しみやすい焙煎度です。

焙煎度ごとの味わいの変化は下記のとおりです。

焙煎度ロースト名味わいの特徴
浅煎りライト〜ハイ柑橘系の酸味・フローラルな香り全開。果実味が最も際立つ
中煎りシティ酸味と甘みのバランスが取れる。飲みやすさと個性を両立
中深煎りフルシティ甘みとコクが前に出る。チョコレートのようなニュアンスも
深煎りフレンチ〜イタリアン苦味が強くなり、産地の個性は薄れる傾向がある

深煎りにするとンゴロンゴロの個性が消えてしまいます。

産地の透明感と果実味を楽しみたいなら、シティ〜フルシティまでが限界と考えるのがおすすめです。

自家焙煎する場合は、2ハゼ直前〜直後を目安に焙煎を止めると、甘みと個性のバランスが取れた仕上がりになります。

ンゴロンゴロコーヒー豆おすすめ3選【購入ガイド】

結論、ンゴロンゴロコーヒーを試すなら下記の3つがおすすめです。

  • 手軽に試したい方 → ドリップバッグ
  • 本格的に楽しみたい方 → 受注焙煎コーヒー豆
  • 自家焙煎を楽しみたい方 → 生豆から焙煎

DRIP TRIPンゴロンゴロAAニティン農園ドリップバッグ【手軽に試したい人向け】

「まずンゴロンゴロを試してみたい」という方に最もおすすめの商品です。

商品スペック

項目内容
商品名DRIP TRIP キリマンジャロ ンゴロンゴロ AA ニティン農園 ドリップバッグ
内容量8袋
焙煎度浅煎り
産地タンザニア・ンゴロンゴロ ニティン農園
グレードAA

おすすめポイント

  • 器具不要でドリップバッグのまま手軽に抽出できる
  • 浅煎りなのでンゴロンゴロ本来の柑橘系の香りと果実味が楽しめる
  • 初めてンゴロンゴロを飲む方の入門として最適

コーヒー豆を挽く道具がない方や、職場や旅先でも手軽に楽しみたい方に向いています。

※価格・在庫状況は購入ページにてご確認ください。受注状況によって発送までの時間が前後する場合があります。


DRIP TRIPンゴロンゴロAA受注焙煎コーヒー豆【本格派向け】

「ンゴロンゴロをしっかり楽しみたい」という本格派の方におすすめです。

商品スペック

項目内容
商品名DRIP TRIP キリマンジャロ ンゴロンゴロ AA ニティン農園 受注焙煎 コーヒー豆 #147
内容量400g
焙煎度中煎り
産地タンザニア・ンゴロンゴロ ニティン農園
グレードAA
形態豆のまま/粉から選択可能

おすすめポイント

  • 受注後に焙煎するため、常に新鮮な状態で届く
  • 400gのまとまった量なので、コスパよくンゴロンゴロを楽しめる
  • 中煎りで甘みとコクのバランスが取れており、毎日飲みやすい
  • 豆のまま・粉どちらでも注文できるので、環境に合わせて選択可能

注文から発送までに数営業日かかる場合があります。余裕を持って注文するのがおすすめです。


大山珈琲キリマンジャロンゴロンゴロAA【自家焙煎派向け】

「自分でじっくり焙煎して楽しみたい」という方におすすめです。

商品スペック

項目内容
商品名キリマンジャロ ンゴロンゴロ AA コーヒー豆 大山珈琲 自家焙煎
内容量400g
焙煎度中挽き(自家焙煎済み)
産地タンザニア・ンゴロンゴロ
グレードAA

おすすめポイント

  • 長年の実績を持つ大山珈琲の自家焙煎による安定した品質
  • 中挽きで提供されるため、ドリップですぐに使える
  • ンゴロンゴロAAの高品質な生豆をベースに丁寧に焙煎
  • 返品・交換ポリシーなど購入前にショップページで確認を

3商品の選び方まとめ

こんな方におすすめ商品
まず気軽に試したいDRIP TRIP ドリップバッグ(8袋)
本格的にドリップで楽しみたいDRIP TRIP 受注焙煎コーヒー豆(400g)
自家焙煎・挽き立てにこだわりたい大山珈琲 自家焙煎(400g)

タンザニア産コーヒーの生豆について【自家焙煎派向け】


ンゴロンゴロ生豆の選び方とハンドピックのコツ

結論、ンゴロンゴロの生豆を選ぶときはグレード・精製方法・収穫年度の3点を必ず確認してください。

生豆の選び方

チェックポイント確認内容
グレードAAまたはAA++を選ぶ。Aグレード以下は品質のばらつきが大きい
精製方法ウォッシュドがおすすめ。きれいな酸味と透明感が出やすい
収穫年度できるだけ新しいクロップ(収穫年)を選ぶ。古いと風味が劣化しやすい
含水率10〜12%程度が理想。乾燥が不十分だとカビや発酵臭の原因になる
外観緑がかった青みのある生豆が新鮮。黄ばんでいるものは避ける

ハンドピックのコツ

焙煎前のハンドピックは、コーヒーの品質を大きく左右する重要な工程です。

取り除くべき欠点豆は下記のとおりです。

  • 虫食い豆:小さな穴が開いているもの
  • 未熟豆:白っぽく小さいもの
  • 発酵豆:黒ずんでいるもの
  • 割れ豆・欠け豆:焙煎時に焦げやすい
  • 異物:小石・木片など

AAグレードの生豆でもある程度の欠点豆は混入しています。

全体量の5〜10%程度はハンドピックで取り除くと想定しておくとよいでしょう。

ハンドピック後は清潔な容器に保管し、直射日光・高温多湿を避けた環境で管理してください。


ホームロースターでの焙煎手順と味の変化

結論、ンゴロンゴロの自家焙煎はシティロースト〜フルシティローストを目標にすると、産地の個性を最大限に引き出せます。

基本的な焙煎手順

  1. 投入前の予熱:ロースターを十分に予熱する(約200℃目安)
  2. 生豆投入:ハンドピック済みの生豆を投入
  3. 1ハゼ確認:パチパチという音が始まる(約180〜190℃)
  4. 焙煎度の管理:目標のロースト度合いに合わせて火力と時間を調整
  5. 2ハゼ確認:ピチピチという細かい音が始まる(約200〜210℃)
  6. 冷却:素早く冷却して焙煎の進行を止める

焙煎度による味わいの変化

タイミング焙煎度味わいの特徴
1ハゼ終了直後ハイ〜シティ柑橘系の酸味・フローラルな香り全開
1ハゼ〜2ハゼの間シティ〜フルシティ甘みとコクが増す。バランスが取れる
2ハゼ直前フルシティ甘みが最大化。産地の個性が残るギリギリのライン
2ハゼ以降フレンチ〜苦味が強くなり、ンゴロンゴロの繊細な個性が失われる

おすすめは「2ハゼ直前で止める」ことです。

甘みとコクが前に出ながら、ンゴロンゴロらしい果実感もしっかり残ります。

焙煎後は24〜48時間ほど休ませてからドリップすると、味わいが落ち着いて飲みやすくなります。

📖 焙煎後の深煎りコーヒーの特徴について詳しく知りたい方は、コーヒーのボディとは?フルボディ・ライトボディの違いと豆の選び方もあわせてどうぞ。

よくある質問


Q1:ンゴロンゴロコーヒーとキリマンジャロの違いは何ですか?

A:産地・品質管理・味わいの方向性がまったく異なります。

最も大きな違いは下記のとおりです。

項目キリマンジャロンゴロンゴロ
産地キリマンジャロ山周辺ンゴロンゴロ保護区周辺
流通形態ブランド名として広く流通農園単位のシングルオリジン
品質管理産地全体でばらつきあり農園ごとに徹底管理
味わいマイルドで飲みやすい果実味・個性が際立つ
入手難易度比較的容易スペシャルティ系ショップ限定

「キリマンジャロ」はタンザニア産コーヒー全体の商標的なブランド名として使われることが多く、産地の個性よりも知名度が先行しています。

一方、ンゴロンゴロはスペシャルティコーヒーとして農園の個性を重視した高品質な産地です。

両者は同じタンザニア産でも、別物として考えるのが正確です。


Q2:ンゴロンゴロコーヒーはどこで購入できますか?

A:スペシャルティコーヒー専門のオンラインショップが最もおすすめです。

主な購入先は下記のとおりです。

オンラインショップ

  • DRIP TRIP:ニティン農園のAAグレードを受注焙煎で販売。ドリップバッグも取り扱いあり
  • 大山珈琲:自家焙煎済みのンゴロンゴロAAを販売
  • 堀口珈琲:東アフリカ産スペシャルティに強い。取り扱い時期は要確認

実店舗 スペシャルティコーヒー専門のロースターや一部のカフェで取り扱いがある場合があります。ただし、在庫状況は時期によって変動するため、事前に確認が必要です。

購入時の注意点

  • 受注焙煎の場合、注文から発送まで数営業日かかることがある
  • 休業日をまたぐ場合は発送が翌営業日以降になることも
  • 送料は販売ショップによって異なるため、購入前に確認を
  • メールアドレスの登録が必要なショップが多い

Q3:「ンゴロンゴロコーヒーロッジ」とは何ですか?閉店したのですか?

A:「ンゴロンゴロコーヒーロッジ」は、タンザニアのンゴロンゴロ保護区内に位置するコーヒー農園併設のロッジ(宿泊施設)です。

コーヒー産地を旅しながら現地の農園体験ができる施設として知られていました。

ただし、現在の営業状況については公式サイトや現地情報を直接確認することをおすすめします。

理由は下記のとおりです。

  • 保護区内の施設は自然保護の規制により営業形態が変わることがある
  • 日本からの情報が限られており、最新の状況が把握しにくい
  • 閉店・移転・名称変更などの可能性がある

現地を訪れる予定がある方は、タンザニア観光局や旅行代理店に最新情報を問い合わせるのが確実です。

「ンゴロンゴロコーヒーロッジ」で検索して出てくるショップや販売サイトは、ロッジとは別のコーヒー豆の販売事業者である場合もあります。混同しないよう注意してください。

まとめ【タンザニア・ンゴロンゴロコーヒーはスペシャルティの新定番】

ということで、ンゴロンゴロコーヒーについて解説してきました。

最後にもう一度、この記事の要点をまとめておきます。

  • ンゴロンゴロはタンザニア北部の世界遺産自然保護区が産地。高地栽培による高品質な生豆が生まれる
  • 「キリマンジャロ」とは別物。農園単位のシングルオリジンとして個性が際立つ
  • パカマラ種はブラッドオレンジと桃のジューシーな果実味、ケント種はルイボスティーのような華やかな余韻が特徴
  • スペシャルティコーヒーとして飲むならシティ〜フルシティの焙煎、ハンドドリップで抽出するのがおすすめ
  • 購入はDRIP TRIPのドリップバッグや受注焙煎豆が手軽でおすすめ

エチオピアやケニアを飲み尽くしたコーヒーファンにこそ、ぜひ試してほしい産地です。

「タンザニアってこんなに個性的だったのか」と驚くはずです。

まずはドリップバッグから気軽に試してみてください。

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