コーヒーにラム酒を入れてみたいけど、分量や選び方がわからない…。そんな悩みに、この記事で応えます。結論、ダークラムを少なめに入れれば失敗しにくいですよ。ダークラムの甘い香りが、コーヒーの風味によく合うからです。ここでは、入れ方のコツ、分量つきの3レシピ、価格もわかる初心者向けのラム酒5選を紹介します。カフェオレ風にアレンジするなら、コーヒーを牛乳で割る割合と作り方も押さえておきましょう。
- 【まず】コーヒーにラム酒を入れるとおいしい【結論:ダークラムなら失敗しにくい】
- コーヒーにラム酒を入れる基本の入れ方5つのコツ【分量・ホット・アイス・ブラック】
- コーヒーラム酒のおすすめの作り方3選【分量つきレシピ】
- コーヒーに合うラム酒を選ぶときのポイント3選【ダークラムとホワイトラムの違い】
- コーヒーに合うおすすめのラム酒5選【初心者でも買いやすい銘柄】
- コーヒー豆をラム酒に漬け込む方法【自家製コーヒーラム酒とリキュールの作り方】
- コーヒーとラム酒のアレンジ【ウインナーコーヒー・アイリッシュコーヒー】
- 【注意】コーヒーにラム酒を入れるときに知っておきたい2つのルール【飲酒運転・酒税法】
- 【おまけ】コーヒーとラム酒で作るスイーツ・料理【ゼリー・ケーキ・黒豆】
- よくある質問【コーヒーにラム酒を入れるときの疑問】
- まとめ【コーヒーにラム酒を入れて自分好みの大人の一杯を楽しもう】
【まず】コーヒーにラム酒を入れるとおいしい【結論:ダークラムなら失敗しにくい】
結論、コーヒーにラム酒を入れると、おいしいです。いつものコーヒーが、ちょっと大人向けの一杯に変わります。
ラム酒は、サトウキビから作る甘い香りのお酒です。この香りが、コーヒーのほろ苦さとよく合うんですよ。
ただ、ラム酒には種類があって、選び方で風味が変わります。僕のおすすめは、ダークラムです。香りがしっかりしていて、牛乳とも相性がいいので、はじめてでも失敗しにくいかと。
ここからは、早見表、相性がいい理由、コーヒー割りの名前の順に解説します。
【早見表】目的別のおすすめレシピとラム酒
まずは、気分で選べる作り方の早見表です。
| こんなときに | おすすめレシピ | 合うラム酒 | 味わいのイメージ |
|---|---|---|---|
| ほっと癒やされたい | ラム酒入りカフェオレ | ダークラム | 牛乳と砂糖のやさしい甘さ |
| 体を温めたい・コクを楽しみたい | コーヒーグロッグ | プレミアムラム(サカパなど) | バターと深煎りの濃厚なコク |
| すっきり爽やかに飲みたい | コーヒーラムのココナッツウォーター割り | ホワイトラム | ココナッツウォーターの軽い甘さ |

ココナッツウォーター割りは、コーヒー豆をラム酒に約1週間漬け込む必要があります。今日すぐ作るなら、カフェオレかコーヒーグロッグが向いています。僕なら、まずはカフェオレから試します。
詳しい分量と手順は、このあとの「分量つきレシピ」で紹介しますね。
ラム酒入りコーヒーの味わいと相性がいい理由【苦味と甘い香りのバランス】
結論、コーヒーの苦味と、ラム酒の甘い香りがちょうどよくつながるからです。
ラム酒は、サトウキビの搾り汁や糖蜜から作る蒸留酒です。甘い香りの奥に、カラメルに似たほろ苦さがあります。アルコール度数は、40%前後のものが多めです。
コーヒーは、苦味と香ばしい香りが魅力ですよね。そこにラム酒の甘い香りが重なると、苦味の角がとれて、まろやかにまとまります。僕は、ラム酒を「コーヒーに甘い香りのフレーバーを足すお酒」だと考えています。
ダークラムが失敗しにくいのは、香りに深みがあるからです。焦がした樽で長く熟成させたラム酒で、熟成期間の目安は3年以上です。色が濃く、風味もしっかりしています。コーヒーや牛乳の風味と、引き立て合う香りです。
一方、ホワイトラムは、無色透明でクセが少ないタイプです。ココナッツウォーターのような素材の風味を邪魔しないので、すっきり系のアレンジに向いています。
ウイスキーを使う飲み方も有名ですが、ラム酒はサトウキビ由来の甘い香りが特徴です。コーヒーに足すだけで、カクテルのような風味に変わります。
ただし、ラム酒はお酒の中でも度数が高めです。コーヒーに入れるときは、少量から試してください。分量のコツは、このあとの「基本の入れ方」で解説します。
ラム酒のコーヒー割りの名前は?【ラムコーヒー・ブラックボール・コーヒーグロッグ】
結論、ラム酒をコーヒーで割った飲み物には、いくつかの呼び名があります。代表的なのは、次の3つです。
- ラムコーヒー:コーヒーにラム酒を加えた飲み物の、いちばんシンプルな呼び方です。ドリップしたコーヒーにラム酒を足すだけで作れます。ホットでもアイスでもOKです。
- ブラックボール:好きなお酒を、ブラックコーヒーで割る飲み方の呼び名です。基本の割合は、お酒1に対してブラックコーヒー3。ラム酒でも作れて、ホイップクリームやメープルシロップを足すアレンジもあります。
- コーヒーグロッグ:ラム酒、砂糖、バターを、熱い深煎りコーヒーでまとめた温かいカクテルです。グロッグは、18世紀のイギリス海軍でラム酒を水で割って飲んだ習慣が由来とされています。熱い飲み物にバターを加える点は、ホット・バタード・ラムとも共通しています。
ブラックボールの1:3は、あくまで基本の目安です。ラム酒はアルコール度数が高めなので、はじめは少なめから試してください。
名前はちがっても、基本はどれも「コーヒー×ラム酒」の組み合わせです。好みの飲み方から、気軽に試してみてくださいね。
コーヒーにラム酒を入れる基本の入れ方5つのコツ【分量・ホット・アイス・ブラック】

結論、コーヒーにラム酒を入れるコツは5つです。分量は少なめから始めて、飲み方に合わせて味をととのえるだけ。むずかしい技術は、いりません。
どれも、ふだんのドリップコーヒーにすぐ使える方法です。まずは気になるコツから試してみてください。
【コツ1】コーヒーに入れるラム酒の分量は少なめから始める
結論、ラム酒は小さじ1杯(約5ml)から始めましょう。コーヒー1杯(約120〜200ml)に対する量です。
ラム酒は、アルコール度数が40%前後と高いお酒です。入れすぎると、甘い香りよりアルコール感が前に出てしまいます。
ボトルから直接注ぐと、つい入れすぎます。小皿やメジャーカップで、先に量っておくのがおすすめです。足りないと感じたら、小さじ1杯ずつ追加して、好みの量を探してみてください。
参考までに、ラム酒に含まれる純アルコール量をまとめました。アルコール度数40%で計算しています。
| ラム酒の量 | 純アルコール量 |
|---|---|
| 小さじ1(約5ml) | 約1.6g |
| 小さじ2(約10ml) | 約3.2g |
| 大さじ1(約15ml) | 約4.8g |
純アルコール量は、「お酒の量(ml)×度数÷100×0.8」で求められます。詳しい計算方法は、厚生労働省の「健康に配慮した飲酒に関するガイドライン」で確認できます。ビール中瓶1本(500ml・5%)が20gです。
小さじ1杯なら、ビール中瓶1本の10分の1以下です。ただし、ゼロではありません。飲んだあとは、運転を避けてくださいね。
【コツ2】ホットコーヒーにラム酒を入れて甘い香りを楽しむ
結論、ホットコーヒーは、湯気といっしょにラム酒の甘い香りが立ちのぼる飲み方です。
作り方は、とても簡単です。
- カップに砂糖を入れる(お好みで)
- 淹れたてのコーヒーを注ぐ
- 量っておいたラム酒を加えて、軽く混ぜる
ラム酒は、最後に加えるのがポイントです。熱いうちに混ぜると、香りがふわっと広がります。
ミルクを足したいときは、先に牛乳を温めておきます。そこへコーヒーを注ぐと、カフェオレ風に作りやすいです。シナモンスティックを添えると、スパイシーな香りも楽しめますよ。寒い日や、アウトドアで体を温めたいときにも向いています。
【コツ3】アイスコーヒーにラム酒を入れてカクテル風に楽しむ
結論、アイスコーヒーなら、グラスに注いでカクテル風に楽しめます。
作り方は、氷を入れたグラスにラム酒を注ぎ、冷たいコーヒーを加えて混ぜるだけ。マドラーで、やさしく混ぜましょう。
氷で薄まるので、コーヒーは濃いめに淹れます。アイスコーヒー用の細かめの挽き目で、ドリップするのがおすすめです。
ドリップの時間がない日は、濃縮タイプのコーヒーを使う方法もあります。おすすめの濃縮コーヒーと割り方(内部リンク②)は、別の記事で詳しく解説しています。
すっきり飲みたいときは、ホワイトラムを使うのもアリです。クセが少ないので、素材の風味を生かしやすいです。
【コツ4】ブラックコーヒーにラム酒を入れるときは砂糖で味をまとめる
結論、ブラックコーヒーに入れるなら、砂糖を少し多めにするのがコツです。
ミルクがない分、ラム酒のアルコール感が前に出やすいからです。砂糖で甘さを足すと、アルコール感が落ち着いて、味がまとまります。
カフェオレのレシピでは、砂糖7g(小さじ約2杯)が目安です。ブラックでも、同じくらいから試してみてください。甘すぎると感じたら、少しずつ減らして、好みに合わせて適量に調整します。
砂糖は、溶けやすいグラニュー糖が使いやすいです。先にカップへ入れておくと、あとから混ぜる手間が減ります。
【コツ5】ラム酒に合うコーヒー豆は焙煎度で選ぶ
結論、コーヒー豆は、飲み方に合わせて焙煎度を選ぶと失敗しにくいです。焙煎度の選択で、飲み心地が変わります。
| 焙煎度 | 味のイメージ | 向いている飲み方 |
|---|---|---|
| 中煎り | 主張が強すぎず、やさしい味わい(エチオピアなど) | ラム酒入りカフェオレ |
| 深煎り | 苦味とコクがしっかり。ラム酒やバターに負けない | コーヒーグロッグ、ココナッツウォーター割り |
浅煎りは、フルーティーなフレーバーが残ります。ただ、ココナッツウォーター割りでは、深煎りのほうが香ばしさやコクが出て相性がいい、という評価もあります。ブラックで飲むなら、ラム酒の香りに負けにくい深煎りが合わせやすいです。
カフェオレなら、開封してから時間がたった豆を使い切りたいときにも向いています。
苦味が強い豆を選びたい人は、コーヒー豆を苦い順にランキングした記事も参考になります。

迷ったら、ミルクを入れるなら中煎り、ブラックやバターなら深煎り。僕なら、この目安で選びます。
コーヒーラム酒のおすすめの作り方3選【分量つきレシピ】

結論、おすすめの作り方は、カフェオレ、コーヒーグロッグ、ココナッツウォーター割りの3つです。どれも、家にある道具で作れます。分量つきで紹介するので、そのまま試してみてください。
ココナッツウォーター割りだけは、仕込みに約1週間かかります。急ぐ日は、カフェオレかグロッグを選んでくださいね。
①ラム酒入りカフェオレ【牛乳と砂糖で生キャラメルのようにまろやか】
結論、ラム酒がはじめてなら、カフェオレが飲みやすいです。牛乳と砂糖が、ラム酒のアルコール感をやわらげてくれます。
材料(1杯分)
- コーヒー豆:14g(ふだんのホットドリップ1杯分と同じ量)
- お湯:100g(温度は90℃くらい)
- 牛乳:100ml(普通の乳脂肪分のもの)
- 砂糖:7g(小さじ約2杯。好みで8〜9gに調整)
- ラム酒:5g(小さじ1杯ほど。ダークラム)
作り方
- コーヒー豆を、細かめに挽く(アイスコーヒー用と同じくらい)
- 牛乳100mlをカップに入れ、電子レンジ(500W)で50秒温める(吹きこぼれに注意)
- ラム酒5gを小皿に量る。コーヒーサーバーには、砂糖7gを入れておく
- ドリッパーに粉14gをセットし、お湯約34gを3〜4周で注ぐ。ドリッパーを3秒ほど回して、粉とお湯をなじませる
- そのまま1分、蒸らす
- 70gまでお湯を注ぎ、1分30秒の時点で100gまで注ぎきる
- ドリッパーを軽く揺すって、壁面の粉を落とす。コーヒーが落ちきるまで待つ
- サーバーにラム酒を加え、回して砂糖とラム酒を溶かす。温めた牛乳のカップに注げば完成
おいしく作る3つのコツ
- ダークラムを選ぶ:甘い香りが、コーヒーや牛乳と引き立て合います。マイヤーズやバカルディなどが使いやすいです。
- 砂糖は7gくらい、少し多め:アルコール感が浮かず、生キャラメルのような甘さにまとまります。
- コーヒーは濃いめに:薄いと、ミルクに負けて水っぽくなります。細かめの挽き目と、蒸らし時の混ぜ作業で、少ないお湯でも濃く出せます。
豆は、主張が強すぎない中煎り(エチオピアなど)が合います。開封してから時間がたった豆を、使い切りたいときにもおすすめです。
味わいは、生キャラメルがとろけるような、やさしい甘さです。ラム酒のアルコール感に角がなく、ミルクとコーヒーがひとつにまとまります。仕事終わりや、寒くなってきた午後のひと息にどうぞ。
②コーヒーグロッグ【ラム酒とバターで体をじんわり温める】
結論、温まりたい日は、コーヒーグロッグがおすすめです。ラム酒の香りとバターのコクが重なって、リッチな一杯になります。
材料(1杯分)
- 深煎りコーヒー:120ml(濃いめに淹れる)
- ラム酒:15ml(大さじ1・目安)
- グラニュー糖:小さじ2(約8g・目安)
- バター:5g(小さじ1強・目安)。生クリームで代用OK
- シナモンスティック:1本(お好みで)
作り方
- 耐熱グラスやマグに、お湯を入れて温めておく(お湯は捨てる)
- ラム酒、グラニュー糖、淹れたての深煎りコーヒーを注ぐ
- 最後にバターを加え、シナモンスティックでクルクル混ぜて溶かせば完成
おいしく作る3つのコツ
- 深煎りコーヒーを使う:ラム酒のアルコール感やバターのコクに負けません。
- 砂糖は少し多め:ラム酒の甘い香りとまとまって、飲みやすくなります。
- ラムは好みのものでOK:ストレートでも甘い香りがやさしい、サカパのようなプレミアムラムを使うと、よりリッチです。おすすめの銘柄は、あとで紹介します。
しっかり味わいたいなら、ラム酒は30mlまで増やせます。30mlの純アルコール量は約9.6gで、ビール中瓶の約半分です。
味わいは、ラムの芳醇な香りに、バターのミルキーなコクが加わった感じです。深煎りの苦味、グラニュー糖の甘み、バターのまろやかさで、バランスもいいです。熱い飲み物なので、寒い日や冬のアウトドアで、体がじんわり温まります。
③コーヒーラムのココナッツウォーター割り【すっきり爽やかなカクテル】
結論、暑い日に飲みたいなら、ココナッツウォーター割りです。コーヒー豆を漬けたラム酒を、ココナッツウォーターで割るだけ。
材料(仕込み分)
- ホワイトラム:100ml
- コーヒー豆:10g(深煎りがおすすめ)
材料(1杯分)
- コーヒーラム(仕込んだもの):30ml(目安)
- ココナッツウォーター:120ml(目安)。果汁100%のストレートタイプがおすすめ
- 氷:適量
作り方
- 清潔な保存瓶に、ホワイトラム100mlとコーヒー豆10gを入れる(豆は挽かず、そのまま)
- 約1週間、漬け込む。コーヒーの色と香りが、ラム酒に移ります
- グラスに氷を入れ、ココナッツウォーターを注ぐ
- コーヒーラムを少しずつ加えて、軽く混ぜれば完成
おいしく作る3つのコツ
- 深煎りの豆で漬ける:香ばしさやコクが出やすいです。浅煎り(エチオピアなど)だと、フルーティーで爽やかな風味が移る、という評価もあります。
- ベースはホワイトラム:クセが少なく、ココナッツウォーターのやさしい甘みを邪魔しません。
- ココナッツウォーターは多めに:自然な甘みがあるので、コーヒーラムは控えめで十分です。飲みやすく、爽やかに仕上がります。

僕なら、まず30mlから試して、足りなければ少しずつ追加します。コーヒーラム30mlの純アルコール量は、約9.6gです。
漬け込んだコーヒーラムは、コーヒーリキュールのように、少量を楽しむこともできます。漬け込みの詳しい方法と注意点は、このあとの「コーヒー豆をラム酒に漬け込む方法」で解説します。
コーヒーに合うラム酒を選ぶときのポイント3選【ダークラムとホワイトラムの違い】

結論、コーヒーに合うラム酒は、飲み方と価格で選べばOKです。ホットやミルク入りならダークラム、すっきり飲みたいならホワイトラム。はじめての1本は、買いやすい定番で十分ですよ。
この3つのポイントを押さえれば、お店や通販で迷いません。
ダークラムとホワイトラムの違い【熟成・色・味わいで比較】
結論、違いは「熟成」「色」「味わい」の3つです。ひと言でいうと、ダークラムは香りが濃くてコクがあり、ホワイトラムはクセが少なくてすっきりです。
| 項目 | ダークラム | ホワイトラム |
|---|---|---|
| 熟成 | 焦がした樽で長く熟成(目安は3年以上) | 熟成させない、または短い熟成のあとにろ過 |
| 色 | 濃い茶色 | 無色透明 |
| 味わい | 甘い香りが強く、風味もしっかり | クセが少なく、すっきり軽い |
| アルコール度数 | 40度前後が多い | 40度前後が多い |
| 向いている飲み方 | ホット、カフェオレ、コーヒーグロッグ | アイス、ココナッツウォーター割り |
熟成が長いほど、樽の香りと深みが出てきます。反対に熟成が短いと、軽くてクリアな口当たりです。
ちなみに、ゴールドラムは2つの中間です。樽で熟成してから、ろ過せずに瓶詰めします。色は薄い茶色で、ウイスキーに近い見た目です。熟成期間の目安は3年未満で、甘い香りと軽さのバランスがいいタイプです。
表の熟成年数や色は、一般的な目安です。メーカーによって基準は違うので、ラベルの表記も確認してください。
【ポイント①】ホットやミルク入りには甘い香りのダークラム
結論、ホットやミルク入りには、ダークラムを選びましょう。
ダークラムは、甘い香りが強くて、風味もしっかりしています。コーヒーや牛乳の風味と引き立て合って、まろやかにまとまります。
ホットのラム酒カクテルでも、考え方は同じです。ホット・バタード・ラムには、ダークラムかゴールドラムが向いているとされています。
ラム酒入りカフェオレやコーヒーグロッグは、まさにこのタイプです。迷ったら、まずはダークラムから選んでください。おすすめの銘柄は、このあとの章で紹介しますね。
【ポイント②】すっきり飲みたいときはホワイトラム
結論、すっきり飲みたいなら、ホワイトラムがおすすめです。
ホワイトラムは、無色透明でクセが少ないタイプです。ココナッツウォーターのように、素材の風味を生かしたい飲み方に合います。カクテルのベースとしても、よく使われています。
アイスコーヒーでカクテル風に楽しみたいときも、使いやすいです。ホットコーヒーに少量入れても、すっきり飲めます。コーヒー豆を漬け込むベースにもなります。
ただし、ダークラムほど甘い香りは強くありません。ラム酒らしい香りをしっかり楽しみたいなら、ゴールドラムかダークラムのほうが満足しやすいです。
【ポイント③】初心者は価格と買いやすさで選ぶ【高価な銘柄は不要】
結論、はじめての1本は、価格と買いやすさで選びましょう。高価な銘柄は、必要ありません。
僕の考えでは、コーヒーに混ぜる使い方なら、定番の1本で十分です。細かな香りの違いは、ミルクや砂糖の甘さで分かりにくくなるからです。
定番ラム酒の価格は、700ml前後で1,000〜1,500円ほどが中心です。スーパーやお酒売り場でも、買いやすい銘柄があります。通販ショップなら、送料無料になる条件や、注文から発送までの日数も確認しておくと安心です。価格はショップや時期で変わります。
ここで、コスパを計算してみます。700mlのボトルなら、小さじ1杯(5ml)で約140杯分です。1,500円のボトルなら、1杯あたり約11円です。コーヒーグロッグのように15mlを使っても、約46杯分で、1杯あたり約32円です。
まず試したい人は、200mlのミニサイズもあります。小さじ1杯なら、約40杯分です。
熟成が長いプレミアムなラム酒は、2,000円台から6,000円前後までが目安です。コーヒーグロッグのように、ラム酒の香りを前に出したい日は、ワンランク上を選ぶのもアリです。ふだん使いは、定番で十分ですよ。
コーヒーに合うおすすめのラム酒5選【初心者でも買いやすい銘柄】

結論、はじめてなら、マイヤーズかバカルディ ゴールドが選びやすいです。どちらも1,000円台で買える、定番のラム酒です。体を温めたい日のグロッグには、サカパ。すっきり系なら、ホワイトラムを選んでください。
価格は、700〜750mlのボトルでの目安です。ショップや時期で変わるので、購入前に最新の価格を確認してくださいね。
①マイヤーズ【入門向け・スーパーでも買いやすい定番ダークラム】
結論、迷ったら、マイヤーズ ラム オリジナルダークから始めましょう。ジャマイカ産のダークラムで、アルコール度数は40度、容量は700mlです。
甘い香りと豊かな風味があって、牛乳との相性もいいです。洋菓子の香りづけにも使われるので、お菓子作りにも使い回せます。スーパーやお酒売り場でも手に入りやすいのが、うれしいところです。
おすすめの使い方は、ラム酒入りカフェオレです。僕なら、はじめの1本はこれを選びます。
②バカルディ【入門向け・親しみやすく入手しやすい定番ブランド】
結論、バカルディは、出荷量の多い定番ブランドです。コーヒーには、ゴールドが使いやすいです。
バカルディには、ホワイト、ゴールド、ブラックなどの種類があります。ゴールドは、ホワイトより熟成感があり、まろやかな味わいです。ホットカクテルにも向くとされているので、ホットのラムコーヒーやカフェオレに合います。
マイヤーズと同じく、親しみやすくて入手しやすい定番です!
③ハバナクラブ7年【本格派・7年熟成のダークラム】
結論、ワンランク上の香りを楽しみたいなら、ハバナクラブ7年です。キューバのラムで、7年熟成。アルコール度数は40度、容量は700mlです。
もともと、ストレートでも飲みやすく仕上げられたラムです。風味に厚みがあるので、カフェオレやグロッグが、リッチな味わいに仕上がります。カフェオレのレシピを紹介しているお店のメニューでも、使われているダークラムです。
ふだん使いは、マイヤーズなどの定番で十分です。ごほうびの1本に、どうぞ!
④サカパ【プレミアム・コーヒーグロッグにおすすめ】
結論、コーヒーグロッグを本格的に楽しむなら、サカパ(ロン サカパ 23)です。グアテマラ産のダークラムで、アルコール度数は40度、容量は750mlです。
標高約2,300mの高地で熟成されているのが特徴です。ストレートでも、甘い香りとやさしい味わいを楽しめます。海外の販売ページでは、バニラやコーヒーを思わせる余韻が紹介されています。
バターや深煎りコーヒーと合わせると、とてもリッチな一杯になります。グロッグのラム酒15mlなら、1本で約50杯分です。5,500円のボトルでも、1杯あたり約110円です。
⑤ホワイトラム【すっきり系・ココナッツウォーター割りにおすすめ】
結論、すっきり系のアレンジには、ホワイトラムを1本用意しましょう。熟成させない、または短い熟成のあとにろ過した、透明なラム酒です。
クセが少ないので、ココナッツウォーターの甘みを邪魔しません。アイスコーヒーで、カクテル風に楽しむのにも向いています。コーヒー豆を漬け込むベースにもなります。仕込みは100mlなので、700mlのボトルなら約7回分です。
選ぶなら、定番のバカルディ スペリオールが買いやすいです。樽で1〜1年半熟成してから、炭でろ過して作られています。国産のサントリー ラム ホワイトも、1,000円前後で買えます。価格の目安は、1,000〜1,600円前後です。
ラム酒5銘柄の価格と購入先を比較【Amazon・楽天市場・店頭】
結論、価格は「送料込みの総額」で比べるのがコツです。ラム酒は、ショップごとに送料や発送の条件が違うからです。
まずは、5銘柄の価格の目安です。
| 銘柄 | タイプ・容量 | 価格の目安 | 向いているレシピ |
|---|---|---|---|
| マイヤーズ オリジナルダーク | ダークラム・700ml | 1,300〜1,500円前後 | カフェオレ |
| バカルディ ゴールド | ゴールドラム・750ml | 1,400〜1,600円前後 | ホットのラムコーヒー、カフェオレ |
| ハバナクラブ 7年 | ダークラム・700ml | 2,600円前後 | カフェオレ、グロッグ |
| サカパ(ロン サカパ 23) | ダークラム・750ml | 5,000〜6,000円前後 | コーヒーグロッグ |
| ホワイトラム(バカルディ スペリオールなど) | ホワイトラム・750ml | 1,000〜1,600円前後 | ココナッツウォーター割り、アイス |
次に、購入先の比較です。
| 購入先 | 向いている人 | 注意点 |
|---|---|---|
| Amazon | 商品ページで、価格と在庫をすぐ確認したい人 | 出品者ごとに価格が違うので、販売元を確認 |
| 楽天市場 | ショップを比べて、安く買いたい人 | 本体価格とは別に、送料がかかることが多い |
| 店頭(スーパー・酒販店・量販店) | 今日すぐ買いたい人、実物を見て選びたい人 | 取り扱いは店ごとに違う。価格も店で変わる |
楽天市場では、マイヤーズ700mlが本体1,298円+送料594円で、総額1,892円のショップがあります。送料無料でも、総額が1,970円のショップもあります。本体価格だけで選ぶと、損をしやすいです。
ビックカメラ.comでは、マイヤーズ700mlが1,480円、バカルディ ゴールド750mlが1,560円で掲載されています(2026年8月のランキングより)。ビック酒販の商品は、5,500円(税込)以上で送料無料です。店舗での取り置きができる商品もあります。
注文前に、次の3点も確認してください。
- 容量と度数:並行輸入品は、度数・容量・瓶の形が変わる場合があります。
- 年齢確認:酒類は、20歳未満には販売されません。会員登録(メールアドレスの入力)が必要なショップもあります。
- 発送日:注文から発送、お届けまでの日数は、ショップで違います。
コーヒー豆をラム酒に漬け込む方法【自家製コーヒーラム酒とリキュールの作り方】

結論、コーヒー豆をラム酒に漬けるだけで、自家製のコーヒーラム酒が作れます。ホワイトラム100mlに、コーヒー豆10gを入れて、約1週間待つだけ。さらに砂糖を加えれば、コーヒーリキュール風のお酒にもアレンジできます。
インフューズドコーヒーラム酒とは?【コーヒー豆をラム酒に漬けるだけ】
結論、インフューズドコーヒーラム酒とは、コーヒー豆の香りと風味を移したラム酒のことです。「インフューズド」は、「風味を移した」という意味です。
作り方は、コーヒー豆をラム酒に漬けるだけ。ドリップする手間は、いりません。できあがったコーヒーラムは、注いで割るだけで使えます。ロックや牛乳割り、ココナッツウォーター割りなど、飲み方も自由です。
ラムコーヒーを楽しむ方法は、大きく3つあります。
- 淹れたコーヒーにラム酒を足す(前のセクションの方法)
- ラム酒にコーヒー豆を漬ける(このセクションの方法)
- ラム酒を熟成させた空き樽で、コーヒー豆に風味を移す
3つめは、ご家庭では難しい方法です。バレルエイジドコーヒーとして売られている豆を選びましょう。ラム酒の風味はつきますが、アルコールはほとんど残りません。お酒が苦手な人でも、選びやすい方法です。
漬け込んだラム酒は、アルコール度数が高いままです。飲みすぎには、気をつけてくださいね。自分で飲む分だけ作るのが前提です。
コーヒー豆のラム酒漬けの作り方【豆とラム酒の割合・漬ける日数】
結論、ラム酒100mlに、コーヒー豆10gを入れて、約1週間漬けましょう。はじめて作るなら、僕なら100mlの少量から始めます。
材料(作りやすい量)
- ホワイトラム:100ml
- コーヒー豆:10g(深煎りがおすすめ。挽かずに、豆のまま)
- 保存瓶:ふた付きの清潔なガラス製
作り方
- 保存瓶とふたを、煮沸するかアルコール除菌をして、しっかり乾かす
- 瓶にコーヒー豆10gを入れ、ホワイトラム100mlを注ぐ
- ふたをしっかり閉めて、涼しくて温度変化の少ない場所に置く(夏場は冷蔵庫)
- 3日目あたりから味見して、約1週間で豆を取り出す
- 豆を取り出す道具は清潔なものを使い、ふたをして冷暗所で保存する
割合と日数の目安
| ホワイトラム | コーヒー豆 | 漬ける日数 |
|---|---|---|
| 100ml | 10g | 約1週間 |
| 200ml | 20g | 約1週間 |
| 700ml | 70〜80g | 約1週間 |
割合は、ラム酒100mlに対して、豆10g前後です。量を増やすときも、同じ割合で増やしてください。
漬けすぎには、注意が必要です。長く漬けると、苦味や雑味が出てきます。1週間を目安に味見をして、好みの風味になったら、早めに豆を取り出しましょう。
豆は、仕上がりの好みで選びます。香ばしさとコクを出したいなら、深煎りです。浅煎り(エチオピアなど)なら、フルーティーで爽やかな風味になる、という評価もあります。
使うラム酒は、アルコール度数20度以上で、お店で買った酒類を使ってください。ラム酒は40度前後のものが多いので、問題ありません。
砂糖を加えてコーヒーリキュールにする方法【ラム酒ベースのアレンジ】
結論、できあがったコーヒーラムに砂糖を加えれば、甘いコーヒーリキュール風になります。砂糖は、コーヒーラム100mlに対して10〜20gが目安です。
リキュールは、お酒に香りや甘みをつけたお酒のことです。コーヒーラムに砂糖を足すと、アルコール感がやわらいで、ミルクで割りやすくなります。
作り方
- 豆を取り出したコーヒーラム100mlに、砂糖10gを加える
- ふたをして、ときどき混ぜながら、砂糖を溶かす
- 味見をして、甘さが足りなければ、砂糖を少しずつ追加する
- ふたをして、冷暗所で保存する
砂糖の量の目安
| コーヒーラム | 控えめ(約1割) | しっかり(約2割) |
|---|---|---|
| 100ml | 10g(小さじ約2.5杯) | 20g(小さじ約5杯) |
| 200ml | 20g | 40g |
砂糖は、溶けやすいグラニュー糖が使いやすいです。氷砂糖でも作れますが、溶けるまでに時間がかかります。
好みで、シナモンスティックやバニラビーンズを足すレシピもあります。デザートのような香りになりますよ。
飲み方は、ロック、牛乳割り、アイスコーヒーに少し足す、などです。ウォッカとコーヒーリキュールで作る「ブラック・ルシアン」のようなカクテルも、アレンジのヒントになります。
甘くしても、アルコール度数は高いままです。飲みすぎには、気をつけてください。作るのは、自分で飲む分だけにしましょう。売ったり、人に渡したりする場合の注意点は、このあとの「酒税法」の章で解説します。
コーヒーとラム酒のアレンジ【ウインナーコーヒー・アイリッシュコーヒー】

結論、ウインナーコーヒーとアイリッシュコーヒー風は、ラム酒との相性がいいアレンジです。どちらも、生クリームをのせるのがポイント。クリームの甘みが、ラム酒のアルコール感をやさしく包んでくれます。
ウインナーコーヒーにラム酒を入れる方法【生クリームでリッチな味わい】
結論、ウインナーコーヒーには、ラム酒を小さじ1〜2杯入れるのがおすすめです。生クリームのコクと、ラム酒の甘い香りが重なって、リッチな味わいになります。
ウインナーコーヒーは、ホットコーヒーにホイップした生クリームをのせた飲み物です。「ウインナー」は、ドイツ語で「ウィーン風」という意味です。ソーセージは、入っていません。
ブランデーを加えるレシピもあります。ラム酒でも、同じように香りをプラスできます。
材料(1杯分)
- 深煎りコーヒー:150ml(濃いめに淹れる)
- ラム酒:5〜10ml(小さじ1〜2・目安)
- 生クリーム:30ml(乳脂肪分35〜47%のもの)
- グラニュー糖:小さじ1(約4g・クリーム用)
- シナモンパウダー:少々(お好みで)
作り方
- 生クリームにグラニュー糖を加え、7分立てにする(コーヒーを淹れる前に作る)
- カップをお湯で温めておく
- 濃いめに淹れたホットコーヒーを注ぎ、ラム酒を加えて軽く混ぜる
- ホイップした生クリームを、そっとのせる
- お好みで、シナモンパウダーをふる
コツは、生クリームを先に泡立てておくことです。コーヒーを淹れてから泡立てると、その間にコーヒーが冷めてしまいます。コーヒーは、クリームのコクに負けないよう、深煎りで濃いめに淹れましょう。
飲むときは、混ぜずに、そのまま飲んでみてください。クリームが少しずつ溶けて、味が変わっていくのも楽しみのひとつです。
ちなみに、ラム酒10mlの純アルコール量は、約3.2gです。
アイリッシュコーヒー風にラム酒を使う方法【ウイスキーの代わりに】
結論、ウイスキーの代わりにラム酒を使えば、アイリッシュコーヒー風のホットカクテルが作れます。ラム酒は、ダークラムがおすすめです。
アイリッシュコーヒーは、アイリッシュウイスキーとホットコーヒー、砂糖、生クリームで作る、アイルランド発祥のホットカクテルです。アイリッシュウイスキー以外で作ると、別のカクテルになります。スコッチなら「ゲーリックコーヒー」、バーボンなら「ケンタッキーコーヒー」と呼ばれます。
ラム酒で作るものも、別のカクテルです。だから、この記事では「アイリッシュコーヒー風」と呼びます。英語圏では、ラムを使うレシピを「カリビアンコーヒー」と呼ぶこともあります。
材料(1杯分)
- 深煎りコーヒー:120ml(ブラックで淹れる)
- ダークラム:15ml(大さじ1・目安)
- グラニュー糖:小さじ2(約8g・目安)
- 生クリーム:30ml
- シナモンパウダー:少々(お好みで)
作り方
- 生クリームを、7分立てに泡立てる
- グラスにお湯を入れて温め、お湯を捨てて水気をふく
- 温めたグラスに、砂糖、ラム酒、熱いコーヒーの順に注ぐ
- 砂糖が溶けるまで、よく混ぜる
- スプーンの背に沿わせて、生クリームをそっと浮かべる
- お好みで、シナモンパウダーをふる
おいしく作るコツ
- グラスは温めておく:冷めにくくなります。透明な広口の耐熱グラスなら、コーヒーとクリームの層も楽しめます。
- 生クリームは7分立て:とろっとした固さにすると、浮かべやすく、口当たりもまろやかです。
- 混ぜずに飲む:冷たいクリームの甘み、熱いコーヒー、ラム酒の香りを、順番に楽しめます。
- 砂糖は少なめから:ウイスキーのレシピは、砂糖が15g前後のものが多いです。ラム酒は甘い香りがあるので、8gから試して、好みで追加してください。
もっと本格的にしたいなら、コーヒーリキュールを少し足すアレンジもあります。英語圏のカリビアンコーヒーは、ダークラムにコーヒーリキュールを合わせます。前の章で作ったコーヒーリキュールが、そのまま使えます。
夏は、ホットコーヒーの代わりにアイスコーヒー、砂糖の代わりにガムシロップ、生クリームの代わりにアイスクリームを使う方法もあります。
飲むときは、ペースに気をつけてください。生クリームやカフェインのせいで、酔いを感じにくいことがあります。ラム酒15mlの純アルコール量は約4.8g、30mlなら約9.6gです。
【注意】コーヒーにラム酒を入れるときに知っておきたい2つのルール【飲酒運転・酒税法】

結論、守るルールは2つです。1つ目は、飲んだら運転しないこと。2つ目は、漬け込みは自分で飲むためだけに作ることです。どちらも法律に関わるので、基本を確認しておきましょう。
ここでは、公的機関の情報をもとにまとめています。法律は改正されることがあるので、最新の内容は、各リンク先で確認してください。
【ルール1】ラム酒入りコーヒーを飲んだら運転しない【20歳未満や妊娠中も避ける】
結論、ラム酒入りコーヒーを飲んだら、運転はしません。ホットでも少量でも、ラム酒入りはお酒です。
量が少なくても、運転はNG
警視庁は、アルコールは少しの量でも運転操作に影響すると説明しています。JAFの解説では、体重70kgの人が缶ビール1本(5%・350ml)を飲むと、呼気中のアルコール濃度が0.15mg/Lほどになるといわれます。これは、酒気帯び運転の罰則の対象になる目安です。飲んだ量にかかわらず、酒気帯び運転は禁止されています。
| 違反 | 基準 | 運転した人の罰則 |
|---|---|---|
| 酒気帯び運転 | 呼気1リットル中0.15mg以上 | 3年以下の拘禁刑、または50万円以下の罰金 |
| 酒酔い運転 | 呼気1リットル中0.5mg以上など | 5年以下の拘禁刑、または100万円以下の罰金 |
酒酔い運転には、2026年7月21日から数値の基準が加わりました。免許の処分も重く、酒酔い運転は免許取消し、酒気帯び運転は免許停止か免許取消しです。
罰則の対象は、運転した人だけではありません。運転する人にお酒を出した人、車を貸した人、同乗した人も対象です。ラム酒入りコーヒーは、見た目では分かりません。運転する家族に、うっかり出さないようにしてください。
自転車も同じです。2024年11月から、自転車の酒気帯び運転にも罰則が加わりました。
寝ても、お風呂に入っても、すぐには抜けない
アルコールの約9割は、肝臓で時間をかけて分解されます。入浴や運動、睡眠をしても、すぐに酔いはさめません。汗や尿、呼気で出ていくアルコールは、2〜10%ほどです。コーヒーを飲んでも、分解が早まるわけではありません。
純アルコール約20gを分解するのに、4時間以上かかるとされています。個人差もあるので、僕のおすすめは、運転する予定がある日は、最初から飲まないことです。翌朝の運転も、気をつけてください。
20歳未満・妊娠中・授乳中は避ける
20歳未満の飲酒は、法律で禁止されています。成人年齢が18歳に下がっても、飲酒できる年齢は20歳からのままです。20歳未満の人に飲ませることも、禁止されています。ラム酒入りコーヒーは、20歳未満の家族に出さないでください。漬け込んだ瓶には「お酒」と書いて、手の届かない場所に置きましょう。
妊娠中の飲酒は、胎児に影響が出る可能性があります。授乳期も、飲酒を避けることが必要とされています。薬を飲んだあとや、病気で療養中の人は、医師に相談してください。
【ルール2】コーヒー豆をラム酒に漬けるときは酒税法も確認【自家消費が前提】
結論、コーヒー豆のラム酒漬けは、自分で飲むためなら、条件を守って作れます。売るのは、禁止されています。
お酒に何かを混ぜて新しいお酒を作ると、本来は「酒類の製造」にあたり、免許が必要です。ただし、自分で飲むために作る場合は、例外として製造にならないとされています。
例外が使える4つの条件
- 自分で飲むために作る
- 使うお酒は、アルコール分20度以上で、酒税が課税済み(お店で買ったもの)の蒸留酒
- 混ぜるものが、禁止されている物品ではない
- 混ぜたあとに、アルコール分1度以上の発酵が起きない
ラム酒は、度数が40度前後の蒸留酒です。条件にあてはまります。20度未満のワインや日本酒、みりんは、使えません。
禁止されている物品は、米や麦、とうもろこしなどの穀物とでん粉、こうじ、ぶどう、アミノ酸、香料などです。酒類を混ぜるのも禁止されています。この記事で使うコーヒー豆と砂糖は、禁止の一覧に入っていません。
売るのはNG。無償のふるまいは問題なしとされる
国税庁のQ&Aでは、自分で飲むために作った梅酒を、無償で友人にふるまったり贈ったりするのは、問題ないとされています。一方で、販売すると、罰則の対象です。コーヒー豆のラム酒漬けも、同じ例外の考え方になります。
飲食店などでお客さんに出す場合は、別のルールがあります。迷ったときは、最寄りの税務署に確認しましょう。
参考文献
- 厚生労働省「健康に配慮した飲酒に関するガイドライン」(ガイドライン本文PDF)
- 国税庁「消費者が自ら飲むために作った梅酒を、無償でふるまうことは?」
- 国税庁「20歳未満の者の飲酒防止のための取組について」
- 静岡県警察「酒酔い運転の改正(令和8年7月21日施行)」
- 鹿児島県「飲酒運転の根絶(罰則一覧)」
- 警視庁「飲酒運転について(アルコールの分解時間)」
【おまけ】コーヒーとラム酒で作るスイーツ・料理【ゼリー・ケーキ・黒豆】

結論、ラム酒は飲むだけでなく、お菓子や料理の風味づけにも使えます。コーヒーのほろ苦さと、ラム酒の甘い香りは、デザートでも相性がいいです。量は少なめで十分です。
ただし、お菓子や料理に使っても、アルコールが残ることがあります。20歳未満の人、妊娠中・授乳中の人、これから運転する人には出さないでください。気になる人は、ラム酒をオレンジジュースに置き換えられます。ノンアルコールのラムシロップを使う方法もあります。
コーヒーゼリーにラム酒を加えるレシピ【大人のデザート】
結論、ラム酒を加えたコーヒーゼリーは、いちばん手軽な大人のデザートです。僕なら、おまけレシピは、まずゼリーから作ります。
材料(3人分・グラス3個)
- インスタントコーヒー:大さじ2
- お湯:300ml
- 砂糖:大さじ2
- 粉ゼラチン:5g(水大さじ2でふやかす)
- ラム酒:大さじ1(15ml・目安)
- 生クリーム:75ml(トッピング用)
- 砂糖:小さじ2(クリーム用)
作り方
- 粉ゼラチンを水大さじ2にふり入れて、ふやかす
- 熱いお湯に、インスタントコーヒーと砂糖を溶かす
- 2にゼラチンを加えて溶かす(煮立てない)
- 粗熱がとれたら、ラム酒を加えて混ぜる
- グラスに注ぎ、冷蔵庫で3時間以上、冷やし固める
- 生クリームに砂糖を加えて7分立てにし、ゼリーにのせる
コツ
- ラム酒は粗熱がとれてから:熱いうちに入れると、香りが飛びやすくなります。
- ダークラムが合う:コーヒーのほろ苦さに、甘い香りが重なります。
- ミルクをかけてもOK:生クリームの代わりに、牛乳と生クリームを混ぜてかける方法もあります。
- コーヒーリキュールを使うなら砂糖は控えめに:前の章で作ったコーヒーリキュールを使うときは、甘みが増えるぶん、砂糖を減らします。
ゼリーは、加熱しない工程でラム酒を加えます。アルコールは、そのまま残ります。1人分は小さじ1杯(約5ml)で、純アルコール量は約1.6gです。
コーヒーとラム酒で作るケーキのレシピ【風味づけにおすすめ】
結論、ケーキには、生地に混ぜるのと、焼き上がりに塗るのと、2回に分けてラム酒を使うのがおすすめです。コーヒーのパウンドケーキが、ラム酒でぐっと大人の味になります。
材料(18×8×6cmのパウンド型1台分)
- 無塩バター:100g(常温に戻す)
- 砂糖:70g
- 溶き卵:2個分
- 薄力粉:100g
- ベーキングパウダー:小さじ1/2
- インスタントコーヒー:大さじ2
- お湯:20ml
- ラム酒:大さじ2(生地に大さじ1、仕上げに大さじ1・目安)
作り方
- オーブンを180℃に予熱し、型にクッキングシートを敷く
- インスタントコーヒーをお湯で溶かして冷まし、ラム酒大さじ1を混ぜる
- バターをクリーム状に練り、砂糖を加えて混ぜる
- 溶き卵を3〜4回に分けて加え、分離しないよう、その都度よく混ぜる
- 2のコーヒー液を加えて混ぜる
- 薄力粉とベーキングパウダーをふるい入れて、さっくり混ぜる
- 型に入れ、180℃で40〜45分焼く(竹串に生地がつかなければOK)
- 熱いうちに、残りのラム酒大さじ1を、表面にぬる
コツ
- 一晩おくとしっとり:粗熱がとれたらラップで包んで、ひと晩おくと、しっとりします。
- ぬったラム酒は加熱されない:焼いたあとに塗った分は、アルコールが残ります。
- ほかの材料も足せる:好みで、ラム酒漬けのレーズンやブラックチョコを加えてもおいしいです。
ラム酒30mlの純アルコール量は、約9.6gです。8切れに切ると、1切れあたり最大でも約1.2gです。アルコールが気になる人は、仕上げのラム酒をなくして、生地のラム酒をオレンジジュースに置き換えてください。
コーヒーとラム酒で煮るアレンジ黒豆【ほろ苦くて香り高い】
結論、黒豆はいつも通りに煮て、仕上げにコーヒーとラム酒を足すだけです。ほろ苦くて香り高い、洋風の黒豆になります。
材料(4人分・目安)
- 黒豆(乾燥):150g(カップ1)
- 砂糖:120g
- しょうゆ:大さじ1と1/2
- 塩:小さじ1/3
- 重曹:小さじ1/4
- 水:800ml
- 濃いめのコーヒー(ブラック):100ml
- ラム酒:大さじ2(30ml)
- シナモンスティック:1本(お好みで)
作り方
- 黒豆を洗い、鍋に水、砂糖、しょうゆ、塩、重曹と合わせて、ひと晩おく
- 落としぶたをして、弱火で2時間ほど煮る(水が減ったら足す)
- 豆を1粒つまんで、指で軽くつぶれるくらいになったら、コーヒーを加える
- そのまま5〜10分煮る
- 火を止めて、ラム酒とシナモンスティックを加える
- 煮汁につけたまま冷まし、冷蔵庫でひと晩おいて、味をなじませる
コツ
- コーヒーは仕上げに入れる:豆がやわらかくなってから加えると、失敗しにくいです。
- ラム酒は火を止めてから:香りが立ちます。そのぶん、アルコールも残ります。
- ほろ苦さを楽しむ:バニラアイスや生クリームを添えると、デザートとしても楽しめます。
おせち料理にするなら、ラム酒を入れる前に、お子さんの分を取り分けておきましょう。ラム酒30mlの純アルコール量は約9.6gで、4人分なら1人あたり最大でも約2.4gです。
よくある質問【コーヒーにラム酒を入れるときの疑問】
Q1:ラム酒の代わりにブランデーやウイスキーでもコーヒーに入れられる?
結論、入れられます。ブランデーもウイスキーも、昔からコーヒーと合わせて楽しまれてきたお酒です。
- ブランデー:果実から作るお酒なので、フルーティーで甘い香りのものが多いです。コーヒーに角砂糖とブランデーを合わせる「カフェ・ロワイヤル」が有名です。ウインナーコーヒーにブランデーを加えるレシピもあります。
- ウイスキー:樽熟成由来の渋みや焦げ感が、コーヒーの苦味や香ばしさと通じます。アイリッシュウイスキーで作る「アイリッシュコーヒー」が定番です。
- ラム酒:サトウキビ由来の甘い香りが主役です。砂糖を控えめにしても、コーヒーになじみやすいのが特徴です。
入れる量は、ラム酒と同じで、小さじ1杯(約5ml)からです。どれも度数が40度前後のものが多いので、飲んだら運転できない点も同じです。
Q2:お酒が苦手でもラム酒の風味をコーヒーで楽しめる?
結論、ラム酒そのものを使わずに、ラム酒の風味だけを楽しむ方法があります。
- バレルエイジドコーヒー:ラム酒を熟成させた空き樽で、コーヒーの生豆を寝かせた豆です。ラム酒の風味はつきますが、アルコールはほとんど残りません。
- ラムフレーバーのシロップ:ラム酒から抽出した香りを生かした、ノンアルコールのシロップです。コーヒーに少量足せば、ラムの香りをプラスできます。使う量は、商品の表示にならってください。
お酒が弱い人が、ラム酒を少しだけ入れる方法は、おすすめしません。アルコールを分解する力が弱い体質の人は、ごく少量でも、強い動悸などが出ることがあります。飲む習慣のない人に、無理にすすめるのも避けてください。
Q3:ハイチ産のコーヒー豆やハイチのラム酒はコーヒーラム酒に向いている?
結論、どちらも使えます。ただ、「ハイチ産どうしだから特別に合う」という決まりはありません。僕は、焙煎度とラム酒のタイプで選ぶ方が、失敗しにくいと考えています。
ハイチ産のコーヒー豆
甘みがあって、苦味や雑味が少ないといわれます。酸味もおだやかで、チョコレートのような風味が紹介されています。浅煎り〜中浅煎りがすすめられているので、ミルク入りのカフェオレや、爽やかなコーヒーラムに向きそうです。香ばしさとコクを出したいなら、深煎りの別の豆が合わせやすいです。
ハイチのラム酒
代表は、1862年創業の「バルバンクール」です。サトウキビの搾り汁から作る、アグリコールと呼ばれるタイプです。アグリコールは、世界のラム酒の約3%ほどと、数が少ないタイプです。フランス産のオーク樽で熟成させて、8年や15年の長期熟成のものがあります。15年ものは、風味が繊細なので、ストレートで楽しむのがおすすめと紹介されています。コーヒーに混ぜるなら、定番のダークラムで十分です。
ハイチ産の豆やラム酒を注文するときは、ショップで在庫と焙煎日、価格を確認してくださいね。
Q4:ラム酒に漬けたあとのコーヒー豆は再利用できる?
結論、飲んだり食べたりする使い方は、おすすめしません。豆にはラム酒がしみ込んでいて、アルコールが残っているからです。
使うなら、消臭に使う方法があります。コーヒーかすの活用法として、冷蔵庫や下駄箱に置くと、においが和らぐと紹介されています。
ただし、豆が湿ったままだと、カビの原因になるおそれがあります。ペーパーに広げて、しっかり乾かしてから使いましょう。お子さんやペットの手が届かない場所に置いてください。
もう一度ラム酒に漬けても、風味は弱くなりやすいです。新しい豆で漬け直す方が、狙った風味を出しやすいです。
まとめ【コーヒーにラム酒を入れて自分好みの大人の一杯を楽しもう】
コーヒーにラム酒を入れるなら、ダークラムを小さじ1杯から始めましょう。ホットやアイス、ブラックは砂糖と焙煎度で味を整え、ラム酒は定番で十分です。飲んだら運転せず、漬け込みは自分で飲む分だけ。僕のおすすめは、ラム酒入りカフェオレです。まずは今日、作ってみましょう!







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