タイムモアS3をレビュー【メリット6つ・デメリット6つと挽き目のおすすめ設定】

タイムモアS3 コーヒー器具
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タイムモアS3は、価格に見合う価値があるのかな…。C3SやC5Proと何が違うんだろう?そんな悩みに答える記事です。

結論、S3は外側のダイヤルで挽き目を調整でき、粒度が均一で微粉も少ない手挽きコーヒーミルです。甘みと複雑さを楽しみたい人におすすめ。検証データをもとに、メリット・デメリットや挽き目の設定、他モデルとの違い、購入先まで解説します。

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タイムモアS3とは?【結論:外調整ダイヤルで挽き目を決めやすい手挽きミル】

結論、タイムモアS3は、本体の外側にあるダイヤルで挽き目を調整できる手挽きコーヒーミルです。コンテナを開けてクリック数を数える手間がなく、90段階で細かく設定できます。

S3って、どんなモデルなの?
まずは位置づけとスペックから、順番に見ていきましょう。

タイムモアS3の位置づけ【栗子(Chestnut)シリーズの上位モデル】

タイムモアは、上海発のコーヒー器具ブランドです。S3は、そのブランドの「栗子(Chestnut)シリーズ」に属するミルです。

C2やC3といったエントリー〜ミドルクラスより上に位置する、高機能なSシリーズのモデルになります。

最大の特徴は、タイムモア史上初となる、外側のダイヤルで挽き目を確認できる設計です。C2やC3は、刃の下側で調整するタイプでした。S3は粉受けを外さずに調整できるので、操作がぐっとラクになっています。ダイヤルには目盛りが付いているので、いまの設定も一目でわかります。

臼刃には、新開発の「S2C890」を採用しました。従来のS2C660より一回り大きく、より均一で微粉の少ないグラインドを目指した設計です。

味の傾向も、先に整理しておきます。検証では、次のように分けられていました。

  • C2:微粉が適度に出て、ボディ感のある濃厚な甘み
  • C3・X Lite:粒度をそろえた、明るい酸味寄りの味わい
  • S3:甘みと複雑さを引き出すバランス型

濃厚な甘みのC2と、明るい酸味のC3。その中間に位置するのがS3です。

なお、2026年9月には、新モデルの「S5」も登場しました。S5は48mmの大型刃を搭載し、S3と同じ90段階の調整に対応しています。メーカーは、Sシリーズで最も高性能なモデルと位置づけています。

ただ、S3も外調整ダイヤルのミルとして、今も選びやすい一台です。この記事では、S3に絞って解説します。

メーカーの公式ブログでも、S3はタイムモア初の外調整式の手挽きミルとして紹介されています。
参考:TIMEMORE公式ブログ「The Founding Story of Chestnut S5 Pro」

タイムモアS3の基本スペック【サイズ・重量・容量・発売日】

S3のスペックを、表にまとめました。

項目内容
モデル名TIMEMORE Chestnut S3(栗子 S3)
サイズ約195×54mm(正規代理店の表記)
重量約800g(実測約797g)
容量焙煎豆 約30g(焙煎度合いで変わります)
素材アルミニウム合金・ステンレススチール・シリコンパッド
臼刃S2C890
挽き目調整外側のレンズリング式ダイヤル・90段階(1段階あたり0.015mm)
付属品掃除用ブラシ・布製キャリーケース・日本語取扱説明書(兼保証書)
製造国中国
発売日 2024年初頭頃

重量は約800gで、手挽きミルとしてはずっしり重めです。検証でも、実測は約797gでした。

サイズの表記は、販売ページごとに少し違います。本体を約182×55mmと書いている販売店もあるので、置き場所を決めるときは余裕を見ておくと安心です。

素材はアルミニウム合金とステンレススチールです。蓋の部分も金属製で、コンテナの底はシリコンが滑り止めになっています。

容量は焙煎豆で約30g。ハンドドリップなら、複数杯分をまとめて挽けます。

スペックの詳細は、日本正規代理店の商品ページでも確認できます。
参考:TIMEMORE 日本正規代理店「S3 ブラック」商品ページ

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タイムモアS3の種類・カラーと付属品【ケース・スタンドなどの別売りアクセサリー】

タイムモアS3アクセサリー

S3のカラーは、ブラックとグリーンの2色が確認できます。インテリアや好みに合わせて選べます。

エスプレッソも視野に入れるなら、「S3 ESP」というモデルもあります。S3 ESPも外調整リングを備えた、エスプレッソ向けの手挽きミルです。S3との違いは、あとで詳しく比較します。

付属品は、本体のほかに掃除用ブラシ、布製キャリーケース、日本語の取扱説明書(兼保証書)が入っています。ブラシは、挽いたあとの掃除に使います。ケースは、収納や持ち運びに便利です。

正規輸入品なら日本語の説明書が付き、保証は1年間です。

ケースやスタンドなど、別売りのアクセサリーが気になる人もいますよね。S3は布製ケースが付属するので、まずは付属品で足ります。スタンドなどを買い足すときは、本体サイズ(約195×54mm)に合うかを確認してから選びましょう。

    1. タイムモアS3の位置づけ【栗子(Chestnut)シリーズの上位モデル】
    2. タイムモアS3の基本スペック【サイズ・重量・容量・発売日】
    3. タイムモアS3の種類・カラーと付属品【ケース・スタンドなどの別売りアクセサリー】
  1. タイムモアS3の特徴と実機レビュー【使用感・粒度・味を検証】
    1. 外観・重量・取り回し【実測約797gでずっしり重い】
    2. 外調整ダイヤルの操作感【挽き目調整は0.1刻み・90段階でクリック感も心地よい】
    3. 外調整式なのにメンテナンスが簡単な理由【上部ナットで刃位置を固定】
    4. 挽き心地と挽くスピード【大型6枚刃で約21回転】
    5. 粒度の均一性と微粉【10・50・90の挽き目テストで検証】
    6. 味のレビュー【C2と飲み比べてわかったキレのある甘み】
  2. タイムモアS3のクリック数(目盛り)と挽き目のおすすめ設定【早見表あり】
    1. クリック数と目盛りの関係【0〜9を0.1刻みで90段階】
    2. 抽出方法別のおすすめ挽き目早見表【エスプレッソ・マキネッタ・フレンチプレス】
    3. ハンドドリップのおすすめ挽き目【中細挽き・中挽き・中粗挽き・46メソッド】
    4. 【実践レシピ】ブラジル20g・目盛り5・湯温86℃でキレのある甘みを引き出す
    5. アイスコーヒーのおすすめ挽き目
    6. 浅煎り・深煎りの豆との相性と挽き目の目安
  3. タイムモアS3のメリット・デメリット【購入前に確認したい6つずつ】
    1. タイムモアS3のメリット6つ
    2. タイムモアS3のデメリット6つ
  4. タイムモアS3の口コミ・評判【SNS・レビューサイトの評価を調査】
    1. タイムモアS3の良い口コミ・評判
    2. タイムモアS3の悪い口コミ・評判
  5. タイムモアS3と他モデルの違いを比較【C2・C3・C5Pro・X-Lite】
    1. タイムモアS3とC2・C3の違い【味の傾向は甘み寄り?酸味寄り?】
    2. タイムモアS3とC3S・C5・C5Proの違い【価格差に見合う価値はある?】
    3. タイムモアS3とX-Liteの違い【90段階と24クリック・味の傾向】
    4. タイムモアS3とESPモデルの違い【エスプレッソ向きはどっち?】
  6. タイムモアS3がおすすめな人・おすすめしない人【買うべきか判断】
    1. タイムモアS3がおすすめな人【こんな人は買い】
    2. 条件付きでおすすめな人【用途によっては他のミルも検討】
    3. タイムモアS3をおすすめしない人【C3Sなど他のミルを選ぶべきケース】
  7. タイムモアS3の価格と購入先【Amazon・楽天・正規代理店を比較】
    1. タイムモアS3の価格・値段【定価と実売価格の目安】
    2. Amazon・楽天・正規代理店・専門店の購入先を比較
    3. タイムモアS3を最安値で買う方法【セール・ポイント還元】
    4. タイムモアS3の正規品の見分け方と保証【シリアルナンバー・偽物・アリエクの注意点】
  8. タイムモアS3の使い方とお手入れ・メンテナンス方法【分解・組み立て手順】
    1. タイムモアS3の基本の使い方【豆のセットから粉の取り出しまで】
    2. タイムモアS3の日本語説明書で確認したいポイント
    3. タイムモアS3の分解・組み立て方法【0点調整は不要】
    4. タイムモアS3のお手入れ・掃除の方法【水洗いはできる?】
    5. 替刃・交換パーツ・カスタムパーツについて
  9. よくある質問【タイムモアS3のQ&A】
    1. Q1:タイムモアS3で静電気による粉の飛び散りを防ぐには?
    2. Q2:コマンダンテのクリック数に換算するとタイムモアS3はどのくらいですか?
    3. Q3:タイムモアS3と1Zpresso(K-Ultraなど)はどちらがおすすめですか?
    4. Q4:エアロプレスで使う場合の挽き目はどうすればいいですか?
  10. まとめ【タイムモアS3は甘みと複雑さを楽しみたい人におすすめの手挽きミル】

タイムモアS3の特徴と実機レビュー【使用感・粒度・味を検証】

結論、S3は操作がラクで、粒度が均一で、甘みがきれいに出る手挽きミルです。ここからは検証をもとに、使用感・粒度・味を順番に見ていきます。

外観・重量・取り回し【実測約797gでずっしり重い】

S3を手に取って、最初に感じるのはずっしりとした重さです。実測は約797gで、手挽きミルとしてはかなりの重量級でした。

ただ、持ちにくいわけではありません。胴体の表面には、斜めのカット溝とマット加工が入っています。しっかり握れて、手が滑りにくい仕上がりです。金属の質感にも、高級感があります。

ハンドルは折りたたみ式です。省スペースで収納しやすく、持ち運びにも便利。ラバーパッドや磁石が付いているので、本体にぶつかっても傷がつきません。

注意したいのが、ハンドルを伸ばした状態です。重心が高くなって、倒れやすくなります。使わないときは、折りたたむクセをつけましょう。

粉受けの底面には、シリコンのラバーが付いています。テーブルに置くときや、粉を落とすときに叩いた音がやわらぎます。傷もつきにくいですよ。

タイムモアS3シリコンラバー

外調整ダイヤルの操作感【挽き目調整は0.1刻み・90段階でクリック感も心地よい】

S3の一番の魅力は、外側のダイヤルです。回した感触は、カメラのレンズのピントリングに近く、軽やかで心地よいクリック感があります。

ダイヤルの目盛りは0〜9で、0.1刻みです。全部で90段階あるので、細かく挽き目を調整できます。1段階あたりの幅は0.015mmと、とても繊細です。

目盛りが外側に付いているので、クリック数を数える必要はありません。粉受けを外さずに回せるため、手や指も汚れません。目盛りを見ながら、挽き具合をスルスルと変えられます。

店長:Nori
店長:Nori

ダイヤルは軽く回る分、触れると設定が動いてしまうこともあるようです。使う前に、目盛りを一度確認すると安心です。

外調整式なのにメンテナンスが簡単な理由【上部ナットで刃位置を固定】

外調整式のミルには、分解や掃除がむずかしいイメージがありませんか? 構造が複雑で、組み立てのときに0点合わせが必要なモデルも多いからです。

S3は、この弱点をうまく解消しています。理由は、上部のナットを締めるだけで、刃の位置が固定される構造だからです。シビアな0点調整は必要ありません。

内部のワッシャーには裏表がなく、刃の調整パーツも内部に固定されています。位置がズレにくい設計です。

分解の手順は、C2やC3とほぼ同じ。軸を抜くだけで、分解・掃除・組み立てができます。掃除は、付属のブラシでさっと済ませられますよ。

実際に触れたプロからも、メンテナンス性の高さを評価する声があがっています。

挽き心地と挽くスピード【大型6枚刃で約21回転】

S3は、刃が大きく進化しました。新型の大型6枚刃(S2C890)を採用しています。エントリーモデルのC3と比べると、刃は格段に大きく、切り込み数や形状も変わりました。

刃が大きいぶん、豆の噛み込みが早く、短時間で挽き終わります。検証では、18〜20gの豆が約21回転で挽き終わりました。

ハンドルを回す手は、とても軽いです。ただ、豆を一気に切り込んでいくため、本体を支える側の手には力が必要になります。握力に自信がない人は、頭に入れておきたいポイントです。

内部のフレームは金属パーツで、軸ブレもありません。メーカー情報では、カスタムの高精度ベアリングによって、精度が20%向上しているとされています。

粒度の均一性と微粉【10・50・90の挽き目テストで検証】

粒度の均一性は、S3の大きな強みです。検証では、設定値10・50・90の3パターンで、挽き目をテストしました。ダイヤルの目盛りでいうと、1.0・5.0・9.0にあたります。

設定値(目盛り)想定する抽出粒の様子
10(1.0)エスプレッソ域完全な粉末状の極細挽き
50(5.0)ハンドドリップの主力帯C2の18クリック相当。チャフがきれいに残り、粒度がよく揃っている
90(9.0)粗挽きお焼香のような粒感に揃った、抽出に使える粗挽き

粗挽きは、今までのミルだと微粉やバラつきが出やすい領域でした。S3は最粗挽きでも、大粒が混ざりません。「使える粗挽き」なので、フレンチプレスにも向いています。

粒子の形にも特徴があります。コマンダンテのような尖った細長い形ではなく、コロコロとした丸い球形に近い形でした。

微粉の発生も、C2 MAXなどの従来モデルより少なめです。微粉が少ないと、雑味や引っかかる苦味が出にくくなります。

味のレビュー【C2と飲み比べてわかったキレのある甘み】

味の違いを確かめるために、甘みが特徴のブラジル豆でC2と飲み比べています。条件は次のとおりです。

  • コーヒー豆:ブラジル 20g
  • 湯温:86℃
  • 抽出量:300ml(サーバーが300mlになった時点でドリッパーを外す途中止め)
  • S3の挽き目:ダイヤル50
店長:Nori
店長:Nori

結果、S3は少し軽やかで、さらっとした綺麗な飲み口でした。酸味も心地よく出つつ、すっと消えるキレのある甘さがあります。口の中で風味が多層的に広がる、複雑さも感じられます。

店員:Saki
店員:Saki

C2と比べると、重い雑味や引っかかる苦味が抑えられ、透明感が1段上がる印象です。C2の魅力は、濃厚な甘みとボディ感。S3は、そこにクリーンさと複雑さを足した味わい、と言えるでしょう。

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酸味のクリアさと滑らかさは、コマンダンテが上でした。一方で、甘みの強さはS3が上回る傾向です。

結論、甘みと複雑さをクリーンに楽しみたい人には、S3の味がよく合います。ただし、味の感じ方には個人差があります。

タイムモアS3のクリック数(目盛り)と挽き目のおすすめ設定【早見表あり】

S3の挽き目って、何目盛りにすればいいの?
結論、ハンドドリップの基本は目盛り5.0前後です。抽出方法別の早見表と、実践レシピもまとめました。

クリック数と目盛りの関係【0〜9を0.1刻みで90段階】

タイムモアS3ダイヤル

S3のダイヤルには、0〜9の目盛りが付いています。目盛りの間には10クリックずつあり、全部で90段階の調整ができます。

つまり、目盛り×10がクリック数です。目盛り5.0なら50クリック、9.0なら90クリックになります。

1段階あたりの変化は0.015mmで、クリック音を数える手間もありません。ダイヤルは1周もしないうちに、全範囲を調整できます。

数字が小さいほど細かく、大きいほど粗くなります。検証した3つの設定は、次のとおりです。

ダイヤルの目盛りクリック数挽き目
1.010極細挽き(完全な粉末状)
5.050中挽き(ドリップの主力帯)
9.090粗挽き
店員:Saki
店員:Saki

C2をお使いの人は、S3の5.0(50クリック)がC2の18クリック前後にあたると覚えておくと、乗り換えがスムーズです。

抽出方法別のおすすめ挽き目早見表【エスプレッソ・マキネッタ・フレンチプレス】

抽出方法ごとの目安を、早見表にまとめました。

抽出方法挽き目S3の目盛り
エスプレッソ極細挽き0.0〜1.0
マキネッタ(モカポット)細挽き0.5〜2.0
ペーパードリップ中細挽き〜中挽き4.0〜8.0(標準は5.0前後)
フレンチプレス粗挽き8.0〜9.0

この表は、検証結果と本体の説明書をもとにした目安です。説明書のドリップの目安は、5.0〜8.0になっています。検証では、少し細かい4.0台も使われていました。

同じ目盛りでも、豆の焙煎度や状態で味は変わります。最初は目安から始めて、味を見ながら調整しましょう。

エスプレッソ域は、0.0〜1.0の10段階しかありません。細かい調整の幅は広くないので、デメリットの項目でもう一度触れます。本格的にエスプレッソを挽くなら、S3 ESPも選択肢です。

ハンドドリップのおすすめ挽き目【中細挽き・中挽き・中粗挽き・46メソッド】

ハンドドリップの基準は、目盛り5.0前後です。ここからスタートして、好みに合わせて動かしましょう。

動かす方向は、次のとおりです。一般的な傾向になります。

  • 細かくする(数字を小さく):抽出が進んで、コクや甘みが出やすい
  • 粗くする(数字を大きく):軽やかで、すっきりした味わいになりやすい

目盛りは、0.5〜1.0ずつ動かすと違いがわかりやすいです。S3は0.1刻みで調整できるので、仕上げの微調整もできます。

ドリップの主力になる4〜6の範囲(40〜60番台)だけでも、30段階の微調整が可能です。中細挽き寄りにすると濃厚に、中粗挽き寄りにするとすっきり仕上がります。

世界チャンピオンの粕谷哲さんが考案した46メソッドは、粗挽きの粉を使うのが特徴です。湯量の40%で味を、60%で濃度を調整します。

S3で試すなら、ドリップ域の中でも数字の大きい(粗い)側から始めてみましょう!

味を見て、少しずつ動かせばOKです。46メソッドの詳しい手順や計算方法は、冒頭で紹介した記事にまとめています。

参考:技術評論社「誰でも簡単! 世界一の4:6メソッドでハマる 美味しいコーヒー」(46メソッドは、4:6メソッドとも表記されます)

【実践レシピ】ブラジル20g・目盛り5・湯温86℃でキレのある甘みを引き出す

検証ライブ配信「暮らしと珈琲」で実践された、S3の甘みとクリーンさを引き出すレシピです。

項目内容
コーヒー豆ブラジル(中深煎りなど、甘みが強い豆)20g
S3の挽き目目盛り5(50クリック相当)
湯温86℃
器具フラワードリッパー01 + T-83ペーパーフィルター
抽出量300ml(サーバーが300mlになったらドリッパーを外す)

【淹れ方】

  1. 蒸らし:30mlのお湯を、約7秒かけて注ぎます。そのまま30秒蒸らします。
  2. 2湯目:30秒たったら、さらに30mlをゆっくり注ぎ足します。
  3. 本抽出:数回に分けて、丁寧にお湯を注ぎます。サーバーの目盛りで300mlまで落ちたら、ドリッパーを外して完了です。

C2などの旧モデルと比べると、重い雑味が抑えられます。スッキリと綺麗で、切れのある甘みが際立つ一杯になりますよ。

30mlずつ注ぐので、細口のドリップポットがあると注ぎやすいです。スケールで湯量を量れば、味の再現性も上がります。

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アイスコーヒーのおすすめ挽き目

アイスコーヒーは、淹れ方によって挽き目が変わります。急冷式と水出しに分けて、目安をまとめます。

急冷式は、ホットで抽出して氷で冷やす方法です。ホットのドリップと同じ範囲(4.0〜8.0)で、5.0前後から始めましょう。氷で薄まるぶん、濃いめに淹れたいところです。少し細かめの4.0台から試すのもアリです。

水出し(コールドブリュー)は、粗挽きの粉を使うのが基本です。S3なら、フレンチプレスと同じ8.0〜9.0が目安になります。S3は、水出し向けの粗挽きまでカバーできるミルです。

S3は最粗挽きでも、大きな粒が混ざりにくいのが強みです。微粉が少ないぶん、水出しでも雑味が出にくくなります。

どちらも目安です。味を見ながら、0.5ずつ動かして調整してください。

浅煎り・深煎りの豆との相性と挽き目の目安

結論、S3は焙煎度を選びにくいミルです。ただし、極浅煎りは控えましょう。日本正規代理店も、極浅煎りでの利用は控えるよう案内しています。

クリーンな飲み口と、甘みの余韻を楽しみたいコーヒーなら、幅広く合います。

焙煎度豆の例S3での味の傾向
中煎り〜深煎りブラジル、フレンチロースト過度な苦味や重い雑味が抑えられ、後味がクリアで透明感のある甘み
浅煎り〜中浅煎りケニア、ルワンダ粒度が均一で、角のある酸味が出にくい。フルーティーな酸味とまろやかな甘みが一体になった複雑な味わい

挽き目は、どちらも5.0前後からのスタートです。一般的に、浅煎りは豆が硬くて成分が出にくいので、少し細かめが向いています。深煎りは豆がもろくて成分が出やすいので、少し粗めがおすすめです。

味が酸っぱいときは細かく、苦いときは粗くすると整えやすいですよ。

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タイムモアS3のメリット・デメリット【購入前に確認したい6つずつ】

結論、S3の魅力は「外調整ダイヤルの使いやすさ」と「雑味の少ない味」です。気になる点は、重さと価格でしょう。購入前に、メリットとデメリットを6つずつ確認していきましょう。

メリットデメリット
① 外調整ダイヤルで粉受けを外さず調整できる① 本体が重い(実測約797g)
② 分解・お手入れが簡単② 本体を支える手に握力が必要
③ 粒度が均一で微粉が少ない③ エスプレッソ域の極細挽きには限界がある
④ 挽くスピードが速く回転も軽い④ ハンドルを伸ばすと倒れやすい
⑤ デザインがよく持ち運びやすい⑤ 粉受けの隅に微粉が溜まりやすい
⑥ 雑味が少なく甘みのある味わい⑥ エントリーモデルより価格が高い

タイムモアS3のメリット6つ

まずはメリットからです。S3ならではの強みを、6つに絞りました。

【メリット①】外調整ダイヤルで粉受けを外さず挽き目を調整できる

一番のメリットは、本体の外側にあるダイヤルで挽き目を変えられることです。粉受けを外さずに回せるので、手や指も汚れません。

0.1刻みで全90段階あるので、目盛りを見ながら細かく調整できます。回したときのクリック感は軽やかで、スルスルと動きます。

豆や抽出方法を変えるときも、ダイヤルを回すだけ。クリック数を数える手間がなくなるのは、毎日使うほど大きいですよ。

【メリット②】外調整式なのに分解・お手入れが簡単

外調整式なのに、分解や掃除の手軽さはC2やC3と変わりません。

上部のナットを締めるだけで刃の位置が固定されるため、シビアな0点調整は不要です。内部のワッシャーには裏表がなく、組み立てで迷いません。

軸を抜けば、誰でもかんたんに分解できます。掃除は付属のブラシでさっと済ませられるので、日々のお手入れが負担になりにくい構造です。

タイムモアs3パーツ

【メリット③】粒度が均一で微粉が少ない

S3は、新型の大型6枚刃(ステンレス製のS2C890)を搭載しています。極細挽きからドリップ域、最粗挽き(90段階目)まで、粒度がよく揃います。

C2 MAXなどの従来モデルと比べて、微粉の発生が少なめです。大粒のバラつきも出にくい設計になっています。

粗挽きでも大粒が混ざらないので、フレンチプレスや水出しにも使いやすいです。

【メリット④】挽くスピードが速く回転も軽い

豆の噛み込みが早く、18〜20gの豆を約21回転で挽き終わります。少ない回転数で済むので、時間がかかりません。朝の忙しいときも助かります。

ハンドルを回す動作そのものも軽やかです。ただし、本体を支える手には力が必要になります。この点は、デメリットで解説しますね。

【メリット⑤】デザインがよく折りたたみハンドルで持ち運びやすい

S3は、ボディ全体が金属のフルメタル構造です。剛性が高く、挽いているときの軸ブレもありません。質感にも高級感があります。

胴体の斜めカット溝が、握ったときのグリップ感を高めています。底面のシリコンは、卓上での傷防止や静音にも役立ちます。

ハンドルは折りたたみ式で、省スペースで収納できます。ラバーパッドや磁石が付いているので、本体にぶつかっても傷がつきません。布製のキャリーケースも付属します。

【メリット⑥】雑味が少なくクリアで甘みのある味わい

微粉が少ないS3は、雑味や過度な苦味が抑えられます。透明感のある、クリーンな味わいに仕上がります。

C2と飲み比べると、重い雑味が減り、キレのある甘みが際立ちました。濃厚な甘みとボディ感のC2と、明るい酸味のC3・X Liteの中間にあたる味です。

甘みと風味の複雑さを、クリアに楽しみたい人に向いています。

タイムモアS3のデメリット6つ

続いて、デメリットです。買ってから後悔しないように、正直にお伝えしますね。

【デメリット①】本体が重い【実測約797g】

本体が金属製で耐久性が高い反面、実測は約797gと、手挽きミルとしてはかなり重いです。持ち運びが多い人や、筋力に自信がない人には負担になるかもしれません。

軽さを重視するなら、C5のようなモデルも候補です。販売ページでは、C5の重量は約530gと表記されています。

【デメリット②】本体を支える手に握力が必要

S3は豆を一気に切り込むので、ハンドルを回す手は軽く感じます。そのぶん、本体を握って支える手に、握力が必要になります。

腕が疲れやすい人は、一度に挽く量を減らすと負担が軽くなります。重さに加えて、握力が必要な点も頭に入れておきましょう。

【デメリット③】エスプレッソ域の極細挽きには限界がある

ダイヤルの調整幅は広いものの、最も細かい設定でも、ココアパウダーのような極限の細かさには届きません。本格的なエスプレッソ専用機と比べると、限界があります。

エスプレッソ域は、目盛り0.0〜1.0の10段階です。極細挽きにすると、挽くのがかなり重くなり、疲れやすい点にも注意してください。

エスプレッソが中心の人は、エスプレッソ向けのモデルも比べてから選ぶと安心です。S3 ESPとの違いは、比較の項目で解説します。

【デメリット④】ハンドルを伸ばした状態では倒れやすい

ハンドルを伸ばすと、重心が高くなって倒れやすくなります。挽き終わったあとに、そのままテーブルへ置くのは避けましょう。

使い終わったら、ハンドルを折りたたむクセをつけると安心です。収納するときは、付属のケースを使うと便利です。

【デメリット⑤】粉受けがスクリュー式で隅に微粉が溜まりやすい

粉受けは、ねじ込み(スクリュー)式です。マグネットで着脱する方式が好みの人には、好みが分かれるでしょう。

粉受けの内側の底は、角がピンとした形です。そのため、底の隅に微粉が溜まりやすい点も気になるところです。

粉を出したあとは、付属のブラシで隅を掃除しましょう。きれいに保てますよ。

【デメリット⑥】エントリーモデルより価格が高い

日本正規代理店でのS3の価格は、22,770円(税込)です。

同じ正規代理店の価格では、C3Sが13,090円、C5が13,970円、C5 Proが16,390円です。S3は、C3SやC5より9,000〜1万円ほど高くなります。

価格は、店舗やセールで変わります。購入先ごとの価格は、あとの価格と購入先の項目でまとめます。

価格差に見合うかは、外調整ダイヤル・微粉の少なさ・味の複雑さに価値を感じるかで決まります。C3SやC5で十分な人もいるので、おすすめしない人の項目も参考にしてください。

タイムモアS3の口コミ・評判【SNS・レビューサイトの評価を調査】

結論、S3の評判は「軽く挽けて、粒度が揃う」という好意的な声が中心です。一方で、「重い」「用途によっては不要」という声もありました。

ここでは、ショッピングサイトのレビューや個人ブログの感想から、良い口コミと悪い口コミをまとめます。

タイムモアS3の良い口コミ・評判

まずは、良い口コミから見ていきます。

外調整ダイヤルが使いやすい
初めて外側のダイヤル式を使った人が、使いやすくて良かったと評価していました。折りたたみハンドルがキャンプに合う、という声もあります。(Yahoo!ショッピングのレビュー・5件で平均5.0)

個人ブログでは、ダイヤルはカメラのフォーカスリングのようで、適度なクリック感があると紹介されています。勝手に位置が変わらない点も、好評でした。

軽く速く挽ける
HARIOのミルから買い替えた人は、挽き心地がかなり軽く、挽く時間も短くて驚いたと書いています。

別のブログでも、C3より軽くて速く、豆15gを21秒で挽き終わったと紹介されていました。 every-coffee

粒度が揃う・微粉が少ない
挽いた粉の粒度が、見た目でもそろっているとわかるという声があります。微粉がとても少なくて驚いた、という感想もありました。

粒度の再現性を重視する人にとっては、満足度がかなり高いミルだという評価も見られます。

雑味が減って甘みが出る
雑味が消えて、甘みが出るようになったというレビューがあります。きれいな粉に仕上がるので、どんな淹れ方でも安定してクリーンな味わいになるという感想もありました。 syumi-goya

デザインと質感が良い
タイムモアのミルのなかで、一番洗練されていると評価するブログがあります。シンプルで高級感があり、場所も取りません。

専用の袋と掃除用の刷毛が付いてくる点に、こだわりを感じたという声もありました。部品の加工精度が良く、豆を挽く感触も良いという感想です。

タイムモアS3の悪い口コミ・評判

続いて、気になる声です。

重い
一番多かったのは、重さについての声です。見た目より重量を感じるというレビューや、どっしりと重めという感想がありました。

ただ、ハンドルを回す手は軽く、苦になる程ではなかったという人もいます。

最粗挽きでも細かめに感じる
最大の粗挽きにしても、結構細かく感じたというレビューがありました。粗さの好みは人それぞれです。フレンチプレスや水出しを多用する人は、この点を頭に入れておきましょう。 yahoo

豆によって調整が必要
雑味が消えるぶん、少し薄く感じたというレビューもあります。甘みが出て美味しくなったものの、豆の種類によって調整が必要だと感じたそうです。 yahoo

切り替えが不要な人には不要
個人ブログでは、外側から調整できても、挽き目を頻繁に変えない人には不要と評価されています。コーヒーの飲み方が1種類だけなら、価格を考えてC3シリーズをすすめるという意見でした。

一方で、ハンドドリップとエスプレッソを切り替える人には、使い勝手が良いとも書かれています。 jpmp

エスプレッソ向きではない
コーヒー専門のレビューサイトCoffeeGeekでは、S3の刃は中挽きから粗挽きに最適化されていて、エスプレッソには向かないと評価されています。エスプレッソも挽きたい人は、S3 ESPも比べてみましょう。 coffeegeek

まとめると、評価が分かれるポイントは「重さ」「用途」「価格」です。ダイヤルの使いやすさと、粒度の均一さには、高い評価が集まっていました。

ここで紹介した口コミは、調べた範囲の一部です。感じ方には個人差があります。最新のレビューは、販売ページでも確認できます。

▶ 販売ページのレビューをチェックする

タイムモアS3と他モデルの違いを比較【C2・C3・C5Pro・X-Lite】

結論、S3が他のモデルと一番ちがうのは、外側のダイヤルと、0.1刻み・90段階の調整です。刃もアップグレードされていて、そのぶん価格と重さも上がります。

まずは、主なモデルの違いを表にまとめました。

モデル価格(税込)刃挽き目の調整容量重量ハンドルの折りたたみ
C2 MAX約11,550円5枚刃(38mm)約36段階約30g約505g×
C3S13,180円6枚刃(S2C660・38mm)約36段階約20g約430g×
C513,980円7枚刃(42mm)1クリック約0.031mm約25g約615g×
C5 Pro16,480円7枚刃(42mm)1クリック約0.031mm約25g約615g○
X Lite27,580円(発売時)6枚刃(S2C880・42mm)24クリック(0.5刻みの目盛り)約30g約600g×
S322,800円前後S2C890(42mm)外側ダイヤル・90段階(1段階0.015mm)約30g約800g○

価格は、2026年10月時点の公式オンラインストア・正規取扱店の参考価格です。X Liteは発売時の価格で、現在はおもに在庫限りの流通です。素材は、どのモデルもアルミ合金のボディとステンレス製の刃が基本になります。

タイムモアS3とC2・C3の違い【味の傾向は甘み寄り?酸味寄り?】

C2やC3から買い替えたら、何が変わるの?

味の傾向は、C2が甘み寄り、C3が酸味寄り、S3がその中間のバランス型です。C2は微粉が適度に出て、ボディ感のある濃厚な甘みが出やすいミル。C3は粒度を揃えて、明るい酸味を引き立てます。S3は、甘みと複雑さをクリーンに引き出すタイプです。

違いは、大きく3つあります。

① 刃の大きさと枚数
C2は5枚刃、C3は6枚刃のS2C660です。S3は、より大きいS2C890を採用しました。均一で微粉が少ない設計です。

② 挽き目の調整方法
C2やC3は、ミルの底側にあるダイヤルで調整します。S3は外側のダイヤルで、90段階の調整ができます。粉受けを外さずに回せるのが、大きな違いです。

③ 価格と重さ
C2 MAXは約11,550円、C3Sは13,180円です。S3は22,800円前後なので、約1万円高くなります。重さも、C3Sの約430gに対して、S3は約800gとほぼ倍です。

現行モデルは、C2 MAX・C3S・C3 MAXが中心です。無印のC2・C3は、おもに在庫限りの流通になっています。

選び方の目安は、次のとおりです。

  • 濃厚な甘みとボディ感が好きで、予算を抑えたい人:C2 MAX
  • 明るい酸味とすっきり感が好きな人:C3S
  • 甘みと複雑さを、クリーンに楽しみたい人:S3

タイムモアS3とC3S・C5・C5Proの違い【価格差に見合う価値はある?】

S3は、C3SやC5より約9,000円前後、C5 Proより約6,000円前後高くなります。この差に見合う価値は、あるのでしょうか。

結論、挽き目を頻繁に変える人や、毎回同じ設定を再現したい人なら価値があります。違いは4つです。

① 調整の方法と細かさ
C5の微調整は、1クリックあたり約0.031mmです。S3は1段階0.015mmなので、約2倍細かく設定できます。しかも、外側のダイヤルで目盛りを見ながら調整できます。

② 刃と容量
C5は刃径42mmの7枚刃で、容量は約25gです。S3も刃径は42mmで、容量は約30gあります。刃径は同じなので、大きな違いは調整のしやすさと細かさです。

③ 重さ
C3Sは約430g、C5は約615g、S3は約800gです。軽さを重視する人には、S3は重く感じるかもしれません。

④ ハンドルの折りたたみ
折りたためるのは、C5 ProとS3です。持ち運びも考えるなら、C5 Proは価格を抑えられる選択肢になります。C5は、折りたためません。

価格は、C3Sが13,180円、C5が13,980円、C5 Proが16,480円です。S3は22,800円前後になります。

1種類の淹れ方が中心で、価格や軽さを重視するなら、C3SやC5でも満足できるはずです。逆に、豆や抽出方法に合わせて細かく調整したい人は、S3の差額に価値を感じやすいでしょう。向いている人は、あとの項目でさらに詳しくまとめます。

タイムモアS3とX-Liteの違い【90段階と24クリック・味の傾向】

X Liteは、タイムモアの最上位Xシリーズの軽量版です。刃にはS2C880(42mm)を採用し、容量は約30g、重さは約600gです。発売時の価格は27,580円で、現在はおもに在庫限りの流通です。

S3との違いは、次のとおりです。

調整の細かさ
S3は、0.1刻みで90段階の調整ができます。X Liteは、メーカー公式の仕様だと24クリックで、目盛りは0.5刻みです。細かさでは、S3がずっと上です。

刃
S3のS2C890は、X LiteのS2C880を改良した刃です。微粉を減らして、粒度の分布を整えることを狙っています。

味の傾向
検証では、X Liteは酸味に寄せたモデルとされています。S3は、酸味だけでなく、甘みと複雑さも引き出すバランス型です。

価格
S3は22,800円前後で、X Liteの発売時の価格27,580円より約4,800円低めです。X Liteは在庫限りなので、新しく買うなら、S3のほうが探しやすいでしょう。

酸味をシャープに出したい人は、X Liteも候補です。ただし、在庫があるうちに確認しておきましょう。

タイムモアS3とESPモデルの違い【エスプレッソ向きはどっち?】

結論、エスプレッソも挽くならESPモデル、ハンドドリップやフレンチプレスが中心ならS3です。

S3の刃は、中挽きから粗挽きに最適化されています。そのため、エスプレッソには向きません。

一方のS3 ESPは、エスプレッソ向けの外部ダイヤル式で、0.015mm/クリックの微調整ができるモデルです。エスプレッソで優れた結果を出しつつ、ドリップでも質の高いコーヒーを淹れられます。

ドリップの香りの明瞭さは、S3がわずかに上とされています。ただ、違いは微妙で、味覚がとても繊細な人でないと気づきにくい程度のようです。

エスプレッソ用のミルを、価格を抑えて選びたい人は、C5 ESPも選択肢です。14,980円で、1クリックあたり約0.015mmの微調整ができます。

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タイムモアS3がおすすめな人・おすすめしない人【買うべきか判断】

結局、自分はS3を買うべきなの?
結論、S3は「挽き目を変えたい人」と「クリーンで複雑な味を求める人」におすすめです。軽さや価格を最優先する人、エスプレッソ中心の人は、他のミルのほうが向いています。

タイムモアS3がおすすめな人【こんな人は買い】

次のような人は、S3を選んで満足しやすいでしょう。

ハンドドリップやフレンチプレスなど、淹れ方をよく変える人
外側のダイヤルなら、粉受けを外さずに挽き目を変えられます。淹れ方を切り替えるときも、ダイヤルを回すだけです。設定の戻し忘れも減ります。

毎回同じ挽き目を再現したい人
目盛りは0.1刻みで90段階あり、1段階の変化は0.015mmです。「この豆は目盛り5.0」のように、数字で記録できます。味を整えるときも、少しずつ動かせます。

雑味が少なく、甘みと複雑さを楽しみたい人
粒度が均一で微粉が少ないので、クリーンな味になります。C2の濃厚な甘みと、C3の明るい酸味。その中間にある、バランス型の味わいです。

デザインや質感にこだわる人
フルメタルのボディで、見た目にも高級感があります。折りたたみハンドルも付いて、キッチンに置いても絵になります。

長く愛用したい人
S3はオールメタル設計で、蓋の部分も金属です。正規輸入品なら1年保証が付くので、安心して使い続けられます。

一度に多めに挽きたい人
容量は焙煎豆で約30gです。ハンドドリップなら、複数杯分をまとめて挽けます。

条件付きでおすすめな人【用途によっては他のミルも検討】

次のような人は、使い方によって、他のミルも比べてみましょう。

エスプレッソも本格的に挽きたい人
S3の刃は、中挽きから粗挽きに最適化されています。エスプレッソ中心なら、S3 ESPやC5 ESPも検討しましょう。

キャンプなど、持ち運びも考えている人
折りたたみハンドルで収納はしやすいものの、重さは約800gです。荷物を軽くしたいなら、折りたためるC5 Proも選択肢になります。重さは約615gです。

粗挽きを多く使う人
最大の粗挽きにしても、結構細かく感じたというレビューがありました。フレンチプレスや水出しが中心の人は、この点を頭に入れておきましょう。

浅煎りが好きな人
浅煎り〜中浅煎りの豆とは、相性が良いとされています。ただ、正規代理店は、極浅煎りでの利用を控えるよう案内しています。極浅煎りが中心の人は、注意が必要です。

最新の上位機種が気になる人
2026年9月には、上位機種のS5も発売されました。最新モデルにこだわる人は、S5もチェックしてみましょう。

タイムモアS3をおすすめしない人【C3Sなど他のミルを選ぶべきケース】

正直にお伝えすると、次のような人には、S3はおすすめしません。

軽さと持ちやすさを最優先する人
口コミでも、一番多かったのは重さの声です。S3は約800gで、本体を支える手に握力も必要になります。力に自信がない人は、約430gのC3Sのほうが扱いやすいでしょう。

挽き目をほとんど変えない人
外調整ダイヤルの便利さは、挽き目を変える人ほど感じやすいものです。1種類の淹れ方が中心なら、C3SやC5で十分満足できる場合もあります。価格差は、約9,000円前後あります。

はじめての手挽きミルで、価格を抑えたい人
S3は22,800円前後で、C2 MAX(約11,550円)の約2倍です。まずは手頃な価格で試したいなら、C2 MAXやC3Sから始めるのも手です。

エスプレッソ専用で使いたい人
S3のエスプレッソ域は、目盛り0.0〜1.0の10段階しかありません。エスプレッソが目的なら、最初からS3 ESPやC5 ESPを選びましょう。

迷ったときは、次の3つで判断してみてください。

  • 挽き目を変えたい・再現したい・クリーンな味が好き:S3
  • 1種類の淹れ方が中心で、軽さや価格を重視する:C3SやC5
  • エスプレッソが中心:S3 ESPやC5 ESP

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タイムモアS3の価格と購入先【Amazon・楽天・正規代理店を比較】

S3は、いくらで、どこで買うのがいいの?
結論、国内の正規輸入品は22,770円(税込)が目安で、価格はどこでもほぼ横並びです。選ぶポイントは、安さよりも「正規品か」「保証が付くか」です。

タイムモアS3の価格・値段【定価と実売価格の目安】

S3の価格は、日本正規代理店で22,770円(税込)です。ブラックもグリーンも、同じ価格になっています。

同じ22,770円で、楽天市場の正規代理店のショップや、専門店のオンラインストアでも販売されています。ショップによっては、22,800円の表示もあります。ほぼ横並びなので、価格差は大きくありません。

定価の表記は、店によってまちまちです。「通常価格」と「セール価格」を並べて表示する店もあるので、最終的に払う金額で比べましょう。

送料は、無料と表示している店があります。ただ、離島などは別料金になる場合もあるので、注文前に確認してください。価格や在庫は変わることがあります。あらかじめご了承ください。

2万円を大きく下回る極端に安い表示は、正規品かどうかを必ず確認しましょう。

Amazon・楽天・正規代理店・専門店の購入先を比較

購入先ごとの違いを、表にまとめました。

購入先価格の目安保証・サポートポイント
日本正規代理店(公式サイト)22,770円(税込)正規輸入品・保証1年注文日から5営業日以降に順次発送。日時指定は不可
楽天市場(正規代理店のショップ)22,770円正規輸入品として販売ポイント還元あり。出品によってはお取り寄せ扱い
楽天市場(その他のショップ)22,800円の表示もショップごとに確認が必要。越境販売の店は、正規代理店の保証対象外最短翌日お届けやポイント倍率UPの表示例あり
Amazon出品者ごとに異なる越境販売品は、正規代理店の修理・アフターフォロー対象外販売元・出荷元の確認が必須
専門店のオンラインストア22,770円が中心1年保証・日本語説明書を明記する店が複数あり在庫切れ・入荷待ちの店もあり TIMEMORE タイムモア コーヒーグラインダー S3 ブラック【正規輸入品・日本語取説付】

それぞれの特徴を見ていきます。

正規代理店(公式サイト)
保証と安心感を最優先するなら、ここです。ご注文日から5営業日以降に、順次発送されます。日時指定はできません。早く届けたい人や、希望の日に受け取りたい人には、向かないかもしれません。

参考:TIMEMORE 日本正規代理店

楽天市場
ポイントを使いたい人に向いています。正規代理店のブランディングコーヒーも、楽天市場に出店しています。ショップによっては、ポイント還元や、最短翌日のお届けが表示されています。

一方で、お取り寄せ扱いで、発送まで5〜14営業日と書かれた出品もあります。到着日は必ず確認しましょう。

Amazon
手軽に注文できるのが魅力です。ただし、注意点があります。正規代理店は、Amazonなどで売られているTIMEMORE製品を、中国の会社による越境販売品と案内しています。正規代理店が輸入した商品ではないため、修理やアフターフォローには対応できないそうです。

出品者によって扱いは異なります。出荷元や保証の扱いを、商品ページで必ず確認してください。

専門店のオンラインストア
1年保証や日本語の取扱説明書を明記して、22,770円で販売している専門店が複数あります。ただ、入荷待ちになっている店もあります。再入荷を待つ場合は、いつ届くかを事前に確認しましょう。 正規販売店 TIMEMORE MLB700 コーヒーグラインダー S3 (MLB700BK MLB700GR 手挽きコーヒーミル タイムモア 一年保証 正規品)

返品・交換・キャンセルの条件は、購入先ごとに違います。注文前に、次の点を確認しておくと安心です。

  • 到着後、何日以内の連絡が必要か
  • 初期不良や不良品だった場合の、交換・返金の対応
  • 返品時の送料や手数料の負担
  • 離島などへの配送の可否と、追加料金
  • 問い合わせの方法(メールや電話など)

タイムモアS3を最安値で買う方法【セール・ポイント還元】

結論、S3はどこでも価格がほぼ同じです。値引きよりも「ポイント還元」と「クーポン」で、実質価格を下げるのがコツです。

① ポイント還元を使う
楽天市場では、22,800円の出品に、1,035ポイントが付く表示がありました。お買い物マラソンやスーパーSALEなどのイベントで、倍率が上がることもあります。

例えば、22,770円で5%還元なら、約1,100ポイントが戻ります。実質は約21,600円台です。

② セールやクーポンをチェックする
Amazonは、セール時期に割引やポイント還元が付く場合があります。専門店では、クーポン特典付きの販売ページも見られます。

③ 価格比較サイトで確認する
価格.comなどの比較サイトを使うと、ショップごとの価格をまとめて見られます。送料や在庫の状況もあわせて確認しましょう。

④ 安さだけで選ばない
極端に安い表示には、注意が必要です。「株式会社ブランディングコーヒー発行の保証書」がないものは、保証対象外になります。数千円安くても、修理ができなければ損をしてしまいます。

安く買うことより、安心して長く使うことを優先しましょう。

タイムモアS3の正規品の見分け方と保証【シリアルナンバー・偽物・アリエクの注意点】

結論、S3を安心して使うなら、「正規輸入品」で「保証書が付く」ものを選びましょう。

正規品の見分け方
正規代理店の案内をもとに、チェックするポイントをまとめます。

  • 購入先が、正規代理店か、正規輸入品と明記した販売店か
  • 日本語取扱説明書に、株式会社ブランディングコーヒーの社名が記載されているか
  • 「株式会社ブランディングコーヒー発行の保証書」が付くか
  • 日本語の取扱説明書が、ダウンロード式になっていないか

注意したいのは、「正規輸入品」という表記だけで判断しないことです。Amazonには、非正規品なのに「正規輸入品」と書かれた出品があると、正規代理店が注意を呼びかけています。

なお、正規代理店証明書は、商品には同梱されていません。箱に入っていなくても、不良品というわけではないので安心してください。

非正規品のリスク
コピー品や非正規輸入品は、偽物・旧型・不良品の可能性があります。さらに、食品に触れる器具としての検査や届出が、行われていない可能性もあると案内されています。

保証の内容
正規輸入品には、1年の保証が付きます。保証を受けるには、保証書が必要です。購入時の書類は、大切に保管しておきましょう。

アリエクなど海外通販の注意点
AliExpressなどの海外通販で買った場合も、ブランディングコーヒー発行の保証書が付かなければ、国内の保証対象外になります。返品・交換・返金のやり取りも、海外の販売元との連絡になりやすく、手間がかかります。数千円の差でサポートを失うのは、もったいないです。

ハンドルを回すと「音が鳴る」のは初期不良?
ハンドルを回したとき、ノブから音がなる現象は、構造上起こりうるもので、初期不良ではないと案内されています。気になる場合は、樹脂や金属に使える潤滑油でメンテナンスしましょう。

タイムモアS3の使い方とお手入れ・メンテナンス方法【分解・組み立て手順】

S3って、使い方やお手入れが難しそう…。
結論、基本の使い方はシンプルで、お手入れは付属のブラシで掃くだけです。外調整式でも分解はかんたんで、0点調整は必要ありません。ただし、水洗いはNGなので注意してください。

タイムモアS3の基本の使い方【豆のセットから粉の取り出しまで】

S3の使い方は、次の6ステップです。

  1. ハンドルを起こす:折りたたみハンドルを伸ばして、使える状態にします。
  2. 豆を入れる:蓋を開けて、豆を入れます。容量は焙煎豆で約30gです。検証では、18〜20gが約21回転で挽き終わりました。
  3. 挽き目を設定する:外側のダイヤルを回して、目盛りを合わせます。0〜9の目盛りを、0.1刻みで調整できます。
  4. ハンドルを回して挽く:ハンドルを回す手は軽いですが、本体を支える手には握力が必要です。しっかり持って、一定のリズムで回しましょう。
  5. 粉受けを外す:スクリュー式の粉受けを、回して外します。
  6. 粉を取り出して片付ける:粉を出したら、ハンドルを折りたたみます。付属のケースに入れると、収納や持ち運びにも便利です。

粉受けに粉が残るときは、受け缶のまわりを強めに数回叩くと落ちやすくなります。落ちない粉は、ブラシで掃きましょう。

外側のダイヤルは、手が触れると動いてしまうことがあります。挽く前に、目盛りを一度確認すると安心です。

タイムモアS3の日本語説明書で確認したいポイント

S3には、日本語取扱説明書(兼保証書)が付属します。正規輸入品なら、株式会社ブランディングコーヒーの社名が記載された日本語取扱説明書です。

買ったら、最初に読んでおきたいポイントは5つです。

  • 各部の名称と、基本の使い方
  • 抽出方法ごとの目盛りの目安
  • お手入れの方法と、水洗いできない点
  • 分解・組み立ての手順(刃やバネ、ワッシャーなどの部品)
  • 保証書の内容(保証期間や条件)

説明書の目安は、あくまでスタート地点です。説明書の使い方どおりに最大の9.0にしても、粗くないと感じるレビューもあります。味を見ながら、自分好みの目盛りを探しましょう。

タイムモアS3の分解・組み立て方法【0点調整は不要】

結論、S3は外調整式なのに、分解も組み立てもかんたんです。外調整式のミルは0点調整が必要なものも多いですが、S3は上部のナットを締めるだけで刃の位置が固定されます。

分解は、自己責任で行うのが前提です。分解で不具合が出た場合は、保証の対象外になる可能性もあります。慎重に進めましょう。

用意するもの
本体、付属の掃除用ブラシ、あればブロアーです。ブロアーがあると、細かい粉を飛ばしやすくなります。

分解の手順

  1. 粉受けを外します。
  2. 刃のある側を上に向けて、片手でハンドルを押さえます。
  3. ナット(ツマミ)を、反時計回り(左回し)に回して外します。全部回すとツマミが取れます。意外と重いので、落として傷をつけないよう注意してください。
  4. 粗さ調整用のパーツを取り外します。
  5. 内刃(刃のユニット)を取り出します。
  6. 軸(シャフト)を抜きます。
タイムモアs3パーツ

部品は、刃・バネ・ワッシャーなどです。パーツ点数はそれほど多くありません。ただ、分解で大変なのは再組み立てです。外した順番に並べておくと、あとで困りません。内部のワッシャーには、裏表がありません。

組み立ての手順
外したときと、逆の順番で戻します。

  1. 軸(シャフト)を本体に戻します。
  2. 刃のユニット、バネ、ワッシャーを、並べた順に戻します。
  3. 調整パーツを戻します。
  4. ナット(ツマミ)を右に回して締めます。これだけで刃の位置が固定され、0点調整は不要です。
  5. 粉受けを付けて、ハンドルを軽く回します。引っかかりや異音がないか、確認しましょう。

写真つきの分解手順は、こちらも参考になります。
参考:ぶぁんぶーる・らぼ「TIMEMORE S3|分解・清掃・再組立を写真で解説」

タイムモアS3のお手入れ・掃除の方法【水洗いはできる?】

掃除道具

結論、S3は水洗いNGです。金属刃のミルは水洗いNGとされていて、金属製のため水洗いは錆の原因になると説明するレビューもあります。

普段の掃除は、付属のブラシでOKです。臼刃に付いた粉は、ブラシでサッと掃く程度で十分です。

掃除の頻度は、使い方しだいです。あるレビューでは、豆を切り替えるときは掃除して、同じ豆でも週に1回ほど掃除するそうです。

しっかり掃除したいときは、分解して、ブラシとブロアーで粉を落とします。粉受けの内側の隅は、微粉が溜まりやすい部分です。ここも、ブラシで掃いておきましょう。

汚れが気になるときは、乾いた布で拭くのがおすすめです。水分が残らないようにしてください。

店長:Nori
店長:Nori

ちなみにブロアーは楽天で購入後、レビューを書いたら貰えました

替刃・交換パーツ・カスタムパーツについて

S3の臼刃は、ナットを取り外して取り出せる構造です。

替え刃については、正規代理店の楽天市場店で、S2C880臼刃が単品で販売されています。ただ、S2C880は、X Liteなどに使われている臼刃です。S3の臼刃はS2C890なので、別のものになります。S3用の替え刃や交換パーツがあるかは、正規代理店に問い合わせて確認しましょう。

社外のカスタムパーツや改造は、動作や保証の面で注意が必要です。不具合が出た場合は、保証の対象外になることがあります。使う前に、説明書(兼保証書)の保証条件を確認してください。

よくある質問【タイムモアS3のQ&A】

Q1:タイムモアS3で静電気による粉の飛び散りを防ぐには?

結論、挽く前の豆にごく少量の水を吹きかける「RDT」がおすすめです。

豆を挽くと、豆と金属の刃がこすれて静電気が起きます。その結果、粉が舞い散ったり、ダマになったりします。

対策は、次の4つです。

  1. RDTを試す:霧吹きで、豆にほんの少しだけ水を吹きかけます。目安は、豆18〜20gに対して1〜2滴ほど。軽く混ぜて、すぐに挽きます。水が静電気を抑えることは、研究でも確かめられています。
  2. 水はかけすぎない:水は最小限にして、挽く直前に使います。濡れた豆を置いたままにすると、風味に影響します。S3は水洗いできないので、かけすぎにも注意しましょう。
  3. 乾燥する季節に注意する:空気が乾燥すると、静電気は起きやすくなります。冬場は特に、飛び散りやすくなります。
  4. 一度に挽く量と汚れを見直す:量を少なくすると、静電気が溜まりにくくなります。汚れも原因になるので、ブラシでの掃除を続けましょう。

粉受けのまわりを軽く叩いてから、ブラシで掃くと、飛び散った粉も片付けやすいですよ。

Q2:コマンダンテのクリック数に換算するとタイムモアS3はどのくらいですか?

結論、S3の最粗挽き(目盛り9.0)が、コマンダンテC40の28〜30クリック前後にあたります。

2つの個人ブログが、粉の見た目を比べて、近い結果を出しています。ひとつは、S3の9.0がC40の30クリック相当という結果でした。もうひとつは、C40の28クリックがS3の9.0ぐらいで、S3のほうが少し細かいという結果です。

つまり、S3の調整範囲は、コマンダンテでいう「中粗挽き」あたりまでです。

S3の目盛りコマンダンテC40のクリック数
9.0約28〜30

ただし、この換算には注意点があります。

  • 粒度を目視で比べた参考値です。
  • タイムモアは、同じ数字でも細めに挽ける傾向があります。
  • 豆の状態や個体差でも、ズレが出ます。

S3の5.0〜8.0は、これより細かい側の設定です。換算表を鵜呑みにせず、1杯ずつ味を見ながら、0.5ずつ動かして合わせましょう。

Q3:タイムモアS3と1Zpresso(K-Ultraなど)はどちらがおすすめですか?

結論、ドリップとフレンチプレスが中心で、価格を抑えたいならS3です。エスプレッソも本格的に挽きたいなら、K-Ultraが向いています。

どちらも外側のダイヤルで挽き目を調整できて、折りたたみハンドルが付きます。主な違いを、表にまとめました。

項目タイムモアS31Zpresso K-Ultra
調整方式外側のダイヤル外側のダイヤル
1クリックの幅0.015mm(90段階)0.02mm(約150段階)
刃S2C890(42mm)48mm・七角形のK Burr
容量約30g約35〜40g
重量約800g約700g
価格の目安22,770円3万円台前半

意外なのは、重さです。S3のほうが、K-Ultraより約100g重くなります。

K-Ultraは、刃が48mmと大きく、容量も多めです。エスプレッソにも対応しつつ、ハンドドリップなどの中細挽きで使いやすい調整幅になっています。

一方のS3は、価格が約9,000円ほど安く、甘みと複雑さをクリーンに引き出す味わいが魅力です。

選び方の目安は、次のとおりです。

  • ドリップ・フレンチプレスが中心で、価格を抑えたい人:S3
  • エスプレッソもドリップも1台で挽きたい人、多めに挽きたい人:K-Ultra

K-Ultraの価格は、店舗や時期で変わります。上の価格は、2026年9月時点のAmazon表示を参考にしました。

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Q4:エアロプレスで使う場合の挽き目はどうすればいいですか?

結論、エアロプレスは中細挽きが基本です。S3なら、目盛り3.0〜5.0あたりが出発点になります。

S3の説明書の目安では、モカポットが0.5〜2.0、ハンドドリップが5.0〜8.0です。エアロプレスは、その間にあたる中細挽きになります。エアロプレスのレシピでも、挽き目は中細挽きが基本とされています。

淹れ方に合わせた目安は、次のとおりです。

淹れ方挽き目S3の目盛りの目安
標準(浸漬約1分)中細挽き4.0前後
短時間・濃いめやや細かめ3.0台
インバート法(浸漬が長い)やや粗め5.0前後

調整のコツは、3つです。

  • プレスするときに抵抗が強すぎるなら、挽き目をやや粗くします。
  • 浸漬時間が長いインバート法は、やや粗めにすると、過抽出による雑味を抑えられます。
  • 短時間でしっかり抽出したいときは、ハンドドリップより細かめにします。

まずは4.0前後で淹れて、味を見ながら0.5ずつ動かしましょう。

まとめ【タイムモアS3は甘みと複雑さを楽しみたい人におすすめの手挽きミル】

S3は、外調整ダイヤルで挽き目を決めやすく、粒度が均一で甘みと複雑さを楽しめる手挽きミルです。重さと価格は気になりますが、挽き目を変えたい人には満足度が高いでしょう。購入するなら、保証が付く正規輸入品を選び、最新価格をチェックしてみてください。

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